「パワハラ上司をどつき回せ2」がAndroidでリリース出来ない感じになっちゃったんですけど、ちょっとそのことについて書いてみようと思います。
(ちなみにiOS版はこれ)
Androidって審査がないから何でも通るイメージがあるんですけど、僕は今日まで5〜6回くらいリジェクト(審査落ち)をくらっています。
このブログ内で「Android リジェクト」で検索したら、そんな記録が出てきましたw
たいがいは細かいメタデータの違反なんですけどね。自分が知らなくてやらかしたケアレスミスっていうか。
んで、今回のパワハラ2なんですけど、これはリジェクトっていうかBANて言ったほうがいいんですかね。アプリ削除からの停止処分になってしまいました。
(見るも無残な姿。。)
これは暴力に関するポリシー違反が原因だったんですが、そこに行くまでにちょこちょこやり取りがあったので、そのへんを書いてみましょう。
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① メタデータに関するポリシー違反を告げられる
とりあえずAndroidでリリースの手続きをしたんですよ。それで配信されるのを待ってました。そしたらメタデータのポリシー違反だってメールがきたんです。こんなやつが。
パワハラ上司をどつき回せ2(パッケージ ID jp.corappi.Pawahara2)は、審査の結果、メタデータに関する Google のポリシーに違反しているため否承認となりました。この送信がアップデートだった場合は、引き続き以前のバージョンのアプリが Google Play に掲載されます。
ストアの掲載情報に表示されるコンテンツは、ログインしているかしていないかに関わらず全ユーザーに表示されるため、すべてのユーザーに適しているものである必要がございます。不適切なテキストではあるものの、そのテキストがアプリの説明に不可欠である場合は、ストアの掲載情報内ではアスタリスクなどを使用して伏せ字にしてください。画像については一般ユーザーに適したものに差し替えていただくか、ストアの掲載情報から削除していただきますようお願いいたします。
Googleさんて、いつも具体的な箇所は教えてくれないんですよね。Appleもそうと言えばそうなんですけど、Googleの方がザックリなイメージがあります。
ただこのときは「ここだ」って箇所があったんですよ。スクショやアプリ説明文に「クソ上司」って表記を載せてたんで、おそらくこの「クソ」が引っ掛かったに違いないと思いました。
んで、そこを修正して、再度リリースの手続きをすることに。
② 暴力に関するポリシー違反を告げられる
今度は暴力に関するポリシー違反の連絡がきました。てか今回は前回よりもヤバイ。
前回は単なる否承認だったんですが、今回は公開停止からの削除って書いてあったからです。
パワハラ上司をどつき回せ2(パッケージ ID jp.corappi.Pawahara2)は、審査の結果、暴力に関するポリシーに違反しているため、Google Play での公開が停止され、削除されました。
GooglePlayConsoleの停止中て表示、初めて見ましたよ。
んでこうなると、もう何もいじれないんですよね。
操作不能でございます。
んで、この暴力っていうのが、どうも分からなかったんですよ。GooglePlayの規約を見ると、こんなことが書いてありました。
暴力
暴力や他者を危険にさらす行為を描写または助長するアプリは認められません。
違反の例:
- 人や動物に対するリアルな暴力や暴力的脅しの画像や描写。
- 自分の攻撃を記録するテロリスト グループ。
- 爆弾や武器の製造など、暴力行為に関連する説明。
- 自殺の方法の説明。
- 自傷行為を助長するアプリ。
僕のアプリは「人や動物に対するリアルな暴力や暴力的脅しの画像や描写」に引っかかった模様です。
しかしこれですよ。これ。
上司のおっさんに玉をぶつけるのが、暴力になるんでしょうか?これが規約違反になったら、敵を攻撃する系のゲーム全部ダメじゃないですか。相手が人間だと。
そんなことをツイッターで愚痴ってたら、たたももんさんから、貴重なアドバイスをいただけました。
胴体が切れているからじゃないですかね?
— たたももん (@takam0) 2018年2月27日
胴体が切れてるから。そうです。これ自分じゃ気付かなかったんですけど、上司のおっさんの胴体が切れてるんですよね。
椅子に座ってる格好だったんで、下半身を描いてなかったんですよ。んでそれを回転させてるんで、結果的に下半身が切れてる絵が出てしまうと。
青天の霹靂とはこのことかと思いましたよ。そうか、僕の暴力っていうのは、この下半身が切れてることだったのかと。
(余談なんですが、たたももんさんのブログ面白いです。アプリ開発や酒のことが書いてあって、どちらも自分が大好きなものだから、いつも楽しく読んでます)
③ Googleさんに暴力の詳細を聞いてみる
下半身が切れてることがリジェクトの原因になったのではないかということで、Googleさんに問い合わせてみました。
聞かずに再度リリースしてもよかったんですけど、次やったらアカウント削除の可能性もあるって言われてたんで、怖かったんですよね。
Googleさんは、すぐにアカウント削除を匂わせてくるから怖いですよ。マジで。
んで、問い合わせた結果なんですが、これ肝心なことは教えてくれませんでした。
暴力に関するポリシー違反なんで、そのページを確認してくれって言われるばかりで。
担当の方は丁寧な方だったんですけどね。具体的な詳細は教えてもらうことが出来ませんでした。
④ リリースを諦める
これまさに今のことなんですが、一旦リリースを諦めています。
やっぱ怖いんですよね。具体的な原因が分からずに、再度リジェクトされることが。
だってメールにこんなこと書いてあるんですもん。
今後さらにアプリが停止された場合、その停止がいかなる性質であっても、デベロッパー アカウントの停止や、関連する Google アカウントの調査および停止につながるおそれがあります。アカウントが停止された場合は、支払いが中止され、Google が過去の売上代金や関連する料金(チャージバックや取引手数料など)を回収することがあります。
これはヤバイでしょう。Androidアプリをリリース出来ないばかりか、アドモブの支払いとかまで止まっちゃいますもんね。
ここで闇雲に突っ込むことは出来ないですよ。チキンな僕には絶対無理。
そんなわけで「パワハラ上司をどつき回せ2」のAndroid版はお蔵入りになりそうです。
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えー、まあまあこんな流れで諦めた次第です。
やっぱ怖いですね。Androidのリジェクトは。
てか今もアカウントの状態が心配ですもん。GooglePlayで「停止中」って調べると、怖いこと書いてあるんですよ。
- Google Play デベロッパー アカウントの状態が良好でないとものとして扱われます。
- 違反の繰り返しがあったアプリが否承認となったり削除されたりする場合と同様、著しいポリシー違反や複数のポリシー違反があったアプリは停止となることがあります。
アカウントの状態が良好でないって書いてるんですよね。これはつまり、今もGoogleさんに「こいつはやべぇ奴だ」って思われてるんでしょうか?全く本意ではないにせよ。
アプリの不承認や削除によって、Google Play デベロッパー アカウントの状態が影響を受けることはありません。ポリシーに準拠したアプリのアップデートを送信すると、ユーザー、統計情報、評価は利用可能になります。
不承認や削除によって、アカウントの状態は影響受けない。これ本当でしょうか?
とりあえずパワハラをリリース出来ないのはいいとしても、アカウントの状態だけは良好であってほしいんですよね。
今は落ち着きましたけど、アプリが停止中になってからの数日間はメンタルの調子が良くありませんでした。
まあ色々思っても無意味なので、とりあえず規約違反にならないようなアプリを出していきましょう。当面は。