坊主憎けりゃ袈裟まで憎いってほんとか?
これ10年前くらいにもハマって、全話見たんですよ。んで最近になってhuluでやってると気付いて、再度見返してる次第です。
しかしこれ、マジで泣けるんですよね。こないだは朝の5時半くらいから見始めたんですが、もう涙止まらなかったですよ。
寝ている家族を横目にワンワン泣いてしまいましたw
朝から涙止まらん。これ見るの2回目なんだけどな。ダメだわ。
— ホーリー (@gevvoihorry) 2018年7月5日
朱蒙:(字) 第12話@hulu_japanで視聴中: https://t.co/wyK3rirGlY
韓国ドラマって一度すごく流行ったじゃないですか。フジテレビとかでもバンバン放送されてたし。
でもその後に嫌韓(けんかん)っていうか、韓国嫌いみたいな流れが出てきちゃって、最近はそこまで見られてないと思います。
でも、面白いものは面白いんですよね。僕は妻が韓国人だから、韓国に肩入れする気持ちがないわけではないんです。普通の人よりは韓国寄りのポジションを取るでしょう。
そういう気持ちを差し引いても、チュモンは面白いんですよね。シナリオ、演技力、スケール、どれを取ってもそのへんの日本ドラマでは太刀打ち出来ないと思います。
あえて一つだけ気になるところを言うならば、戦闘中の立ち回りですかね。
これ時代劇なんで戦闘シーンがあるんですよ。その立ち回りには最初違和感を感じると思います。
日本の時代劇のそれとは全然違うんで、「それじゃ相手は切れないでしょ」とか、「そんな風に刀を振り回してどうする」なんてツッコミを入れたくなるんですが、気付いたら慣れちゃってるんですよねw
見たことない人は、ぜひ一度見てください。相当長いですけど面白いですよ。
100話くらいまであるんだったかな?最後の最後はつまらないんですが、それまではめちゃくちゃに面白いですから。10話超えたあたりから、一気に加速してきます。
huluでしかやってないのか分かりませんが、契約してる人は一度ぜひ。
===
しかし思うんですよね。嫌韓の人っているじゃないですか。韓国嫌いな人。
仮にそうでもいいんですけど、韓国が嫌いだから、その文化まで全て嫌いっていうのはいただけないですね。
その作品とそれって全く関係ないじゃないですか。少なくとも僕にとっては関係ない。
よく有名な人が逮捕されて、その人の過去の実績だったり作品まで否定されることってあるじゃないですか。
えー、適当な人物がパッと思いつかないんですが、じゃあ野球の清原選手にしましょう。
清原さんが薬をやってようがやってまいが、彼の野球人としての実績はそのまま評価されるべきでしょう。
高卒の一年目で31本打った実績とか、サヨナラホームランの多さとか、ドラマ性とか、そういうのは彼に何があったとしても評価されるべきだと思うんですよね。
だから仮に有名なクリエイターがいたとして、自分がその人の作品を好きだとするじゃないですか。
それでその人が逮捕されようがなんだろうが、自分がその作品を好きなことに変わりはないですよ。そこは別物だと思ってるから。
めっちゃ失礼な例えなんですが、仮に宮崎駿監督が痴漢で逮捕されようとも、僕のジブリ愛には変わりがないってことです。
しょーもないことで、作品まで否定する気持ちには決してならないんですよね。
面白いものは面白い。素晴らしいものは素晴らしい。それだけでいいじゃないですか。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」みたいな考え方って、猛烈にダサいと思うんですよね。それ本質的には関係ないことでしょう。