ホーリーのプログラミング日記

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エキセントリック・スーパーアプリクリエイター / アプリ総DL数 約180万 / 全然分からない 俺は雰囲気でアプリを作ってる / iOS : apple.co/3m3HxSm / Android : bit.ly/3ma0liZ

好きなものを好きっていうのって、怖いんだな...

 

昨日かな?かとのぼさんのブログで紹介されてた「ブルーピリオド」って漫画を読んだんですよ。

器用だけど自分に不器用なあなたに贈りたい漫画「ブルーピリオド」 - かとのぼのマイコード・マイライフ

 

これがめっちゃ面白くて、気付いたら全巻買いしてましたw

個人開発者の方ならば、必ず刺さると思うので、今日はちょっとこれを紹介しようと思います。

 

 

漫画のレビューっていうか感想はKindleマンガ無料仙人に書いたんですよ。

これ僕が毎日配信してる無料の漫画メルマガですね。

なので、ちょっとその一文を引用したいと思います。

 

今日のおすすめ漫画は「ブルーピリオド」じゃ。

 

昨日かな。人に勧められて読んだ漫画なんじゃけど、わし全巻買いしてしまったわ。それくらい面白い漫画じゃな。

特に「自分の好きなことに夢中になってる人」や「何かモノを作ってる人」には最高に刺さるわ。

今はまだ5巻までしか出てないんで、おぬしもサクッと全巻買いするとよかろう。

 

主人公は高2なんじゃけど、成績優秀なやつなんじゃよ。「レールの少し上が一番いい」みたいなことを言っておったかな。

つまり、みんなと同じレールの上を歩きながら、その中で上位グループに入るのが、一番賢いやり方だって意味じゃな。まあ事実そうじゃろう。

 

そんなスマートな生き方をしてきたやつなんじゃけど、あるとき美術部の先輩の絵を見て、自分も描く気になるわけよ。

ちょうど美術の授業で、自分の好きな風景を描きましょう的な課題が出てたので、それに真面目に取り組んでみるわけじゃな。

テーマにしたのは「朝の渋谷」じゃ。

 

この主人公にとって、朝の渋谷は青いわけよ。

空の色はもちろんなんじゃけど、雰囲気が全部青に感じるわけじゃ。

周りのビルから何から、全てが青みがかっているように感じられて、それが好きなんじゃな。

 

なのでそれを絵にしようとするんじゃけど、ひとつの壁にぶつかるわけよ。

絵が下手とかそういうことではないぞ。問題は実際の渋谷は青くないってことじゃ。

 

渋谷全体が青くなってるような絵を描くんじゃけど、そこで怖くなるわけよの。

実際の渋谷は青くない。俺だけが青いと感じてる。それを絵にしたらバカにされるんじゃないか。

みたいな恐怖が襲ってくるわけよ。

 

「好きなものを好きっていうのって、怖いんだな...」っていうのが、ここで出てくる最初の名言じゃ。

この漫画、ちょいちょいクリエイターに刺さる名言が出てくるんじゃが、最初のやつがこれじゃよ。

自分の好きなことに没頭してるものなら分かるよの?そう、めっちゃ怖いんじゃよ。好きを発信するのは怖いことじゃ。

 

じゃが、他ならぬこれが、主人公が生まれて初めてした「自己表現」だったわけよ。

もちろん今日までもファッションや髪型で自己表現してきたじゃろう。

しかし、自分の本質的な部分、心の奥を出したのは初めてだったわけじゃな。

 

この絵をキッカケにして、主人公の人生は変わっていくんじゃ。

早慶なら余裕で入れるくらいの学力を持っておったんじゃが、なんと芸大を目指すことになる。

美術部に入り、絵の勉強をして芸大を目指すわけじゃな。

 

当然のようにスタートは遅いわ。他はみんな小さい頃からアホみたいに描いてるわけじゃからな。

んで、正直な話、主人公に才能はない。しいて言えば努力する才能があるんじゃが、世間一般で言われるような天才肌でないのは確かじゃ。

 

凡人が自分の好きを見つけて突き進んでく漫画、とでも言えばいいのかの。このブルーピリオドは。

最初にも書いたけど、「自分の好きなことに夢中になってる人」や「何かモノを作ってる人」には最高に刺さるぞ。

 

好きを発信するのは怖い。おぬしも分かるよの?

 

このメルマガって、毎日Amazonの無料漫画を20冊するんですけど、最後に仙人のおすすめコーナーなるものがあるんですよ。

大声では言えないんですけど、この場合の仙人っていうのは僕でして、つまり僕が仙人口調で書いてるものなんですけどw

その文章が上記のやつですね。まあ、控えめに言ってもめっちゃ良かったです。

 

(こんな感じの文章を10ヶ月くらい毎日書いてますので、良かったら登録してくださいね。Kindleマンガ無料仙人w)

 

 

好きなものに飛び込むのって、めっちゃ勇気いるじゃないですか。

ましてや周りが上級者だらけで、さらに天才もちらほらいたら、誰でも躊躇するでしょう。

その状況が自分の重なって仕方なかったんで、すぐに夢中になってしまいましたよ。

 

 ブルーピリオド、マジでおすすめです。

 

 

P.S.

ブルーピリオドって自分に刺さる名言がちょいちょい出てくるんですけど、それがあまりに印象的だったので、ちょっとそれも紹介したいと思います。

でもこれ、軽いネタバレっていうか、初めて触れるゾクゾク感を奪ってしまうと思うので、まだ読んでない方は、この追記を読み飛ばしてくださいw

 

・作った本人が好きで楽しんで情熱を込めて作ったものってね、それを見た人も楽しくなっちゃうんですよ。

(美術部の顧問の先生)

 

・「好きなことは趣味でいい」これは大人の発想だと思いますよ。

(美術部の顧問の先生)

 

・頑張れない子は、好きなことがない子でしたよ。好きなことに人生の一番大きなウエイトを置くのって、普通のことじゃないでしょうか。

(美術部の顧問の先生)

 

・わかりません!でも好きなことをする努力家はね、最強なんですよ。

(美術部の顧問の先生)

 

・冷静になんかなんなよ。今は描いた枚数と上手くなった分だけが、俺の自信だ。

(主人公)

 

・無音の絶叫が俺の中に響いた。

(主人公)

 

・悔しいと思うなら、まだ戦えるね。

(ユカちゃん)

 

・本で読んでもわからないから面白いんだ。理論は感性の後ろにできる道だ。

(主人公)

 

・多分こいつは天才だ。そして俺はやっぱりただの人。特別じゃない。天才にはなれない。やった分しか上手くならない。だったら、天才と見分けがつかなくなるまでやればいい。それだけだ。

(主人公)

 

・好きなことをやるって、いつでも楽しいって意味じゃないよ。

(主人公)

 

・でも楽しむってさ、すげーホンキな気持ちじゃん。楽しんで作って、それ否定されたら、立てなくなりそうで怖いんだよ...!

(主人公)

 

えー、ちょっと紹介するみたいなこと言いながら、だいぶ紹介してしまったと思いますw

とにかくブルーピリオドは熱いですね。いちいち刺さりますよ。