昨日くらいに思ったことなんですけど、アプリのキーワードって定期的に見直した方がいいですよね。
とりあえずAndroidは置いておいて、iOSの話をしたいと思うんですけど、iOSこそ、まさにキーワードの設定をするじゃないですか。
AppStoreConnectにある「キーワード」のところに、MAX100文字くらい打ち込みますよね。
実際の検索結果は、タイトル>サブタイトル>キーワードの順に関係するんですけど、今日はこのキーワードですよ。これについて書いてみましょう。
とりあえずあれなんですよ。自分なりに適当に設定してるんですが、見直しを全然やってないんですよねw
たまーに気が向いたらやるくらいで、定期的なものではありません。
ただ、本当はやるべきじゃないですか。本当はっていうか、普通にやらなきゃいけないですよね。
設定したはいいものの、検索上位を取れてないキーワードは、ビシバシ入れ替えた方がいいと思うんです。
具体的には以下の2つでしょうか。
・検索順位が下のもの
・検索順位は上であるが、ダウンロードに繋がってないもの
これらは入れ替えをした方がいいでしょう。
でも、「検索順位は上であるが、ダウンロードに繋がってないもの」ってよく分からないですよね。
App Storeにはブログやサイトで言うところの「サーチコンソール」がないので、これの判定をするのが非常に厳しいと思います。
ようは「実際にダウンロードに繋がったワードを取得出来ない」ってことですね。
(Androidは若干取れるんですよ。全部じゃなくて、多分10%くらいですけど)
Androidアプリがダウンロードされた際の検索キーワードを見てみる - ホーリーのプログラミング日記
なので、今回は「検索順位が下のもの」を入れ替える作業をしてみましょう。
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作業に入る前の前提として、「メジャーなキーワードで検索下位より、マイナーなキーワードで検索上位の方が効果的」ってことにします。
プロ野球で二軍にいるより、草野球でエースピッチャーやった方がマシだろって理論ですね。
実際のGoogle検索でも、検索順位によってクリック率は変動します。
こちらのサイトから引用させていただくと、こんな感じ。
2017年Google検索順位別クリック率データ発表!SEOはキーワード選定がカギ!
1位 :21.12%
2位 :10.65%
3位 : 7.57%
4位 : 4.66%
5位 : 3.42%
6位 : 2.56%
7位 : 2.69%
8位 : 1.74%
9位 : 1.74%
10位: 1.64%
App Storeの場合も同じようなクリック率になるのか分かりませんが、まあ大きくは変わらないでしょう。
1位取ればめっちゃ有利だし、10位は俄然クリックされない。んで、これが30位とかなったら、まず見向きもされないでしょう。
個人的な感覚としては、基本的に10~20位くらいまでしか見てません。多分世間一般の人も同じくらいだと思います。
なので、毎月めちゃくちゃに検索されるワードで検索下位にいるよりは、毎月100件しか検索されないワードで検索1位取った方がいいということですね。
上記のそれはクリック率ですけども、この際ダウンロード率としましょう。
強引にそうやって計算すれば、毎月20DLゲットですよ。いやー、嬉しいですねーw
さてさて、ではそんなわけで「メジャーの二軍よりはマイナーのエース」って理論を元に作業していきます。
ちなみに、僕もこれ書きながらポチポチやってるところので、まだ結果は分かりませんよ。
そんなことは1ヶ月後の僕に聞いてくださいw
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とりあえず使うツールはアップアニーですね。
App Annie - アプリ分析とアプリデータのスタンダード
これ、何度かブログに書いた気がしますが、非常に便利なツールだと思います。
導入方法までは書かないので、気になる方はググってみてください。
さて、では早速アップアニーから任意のアプリのASOを見てみます。
自分が狙ってるキーワードをいくつか登録してるんですが、ここで10位以内に入ってないものを交換することにしましょう。
本当は20位以内でもいい気がするんですが、とりあえず10位で足切りとします。
悲しいかな、この場合だと一番上のやつ以外、全部入れ替えですねw
というわけで、また新たなキーワードを設定して、アプリをアップデート。
んで、アップアニーにもそのキーワードを追加しておきましょう。
あとは待つだけですね。アップデートされてから検索順位が変わるまでどれくらいかかるのか分かりませんが、早くて1週間、遅くて4週間くらいかかると思うんですよね。
なので、その間は毎日キーワードをチェックしてみます。
これが変動したのち落ち着けば、それが検索順位が変わる周期ですよね。
仮に2週間だとすれば、これから2週間おきにキーワードを入れ替えるといいんでしょう。
えー、そんなわけでポチポチやってみましたよ。このブログを書きながら作業をこなしてみました。
あとはしばし待とうと思います。
果報は寝て待て。
P.S.
メジャーなキーワードは諦めて、マイナーなキーワードを取りに行こう、みたいなことを書きましたけど、アプリ自体のパワーが上がれば、メジャーなキーワードも取れると思うんですよ。
こういうブログもそうなんですけど、ドメインパワー(今は記事ごとのパワーに変わったんでしたっけ?)が上がれば、メジャーなキーワードでも上位表示されるようになります。
なので、アプリもレビュー数や高評価が溜まれば、パワーが付いてメジャーキーワードを狙えると思うんですよね。
自分が実際にやったことないんで説得力ゼロですけど、多分仕組みはブログのそれと同じだと思います。
まあブログでもロクにやったことないんですけどw
いきなりメジャーを目指すよりは、ローカル→メジャーって流れの方が効果的じゃないでしょうか。
P.S.2
書き終わって気付いたんですが、ここでいう「マイナーワード」とは、2〜3語で成り立つ複合ワードを指します。
つまり、「脱出ゲーム」がメジャーだとしたら、「脱出ゲーム 人気 新作」がマイナーワードってことですね。
ブログとかでもよく、最初はマイナーなワードで上位表示を目指せとか言いますけど、基本的には複合ワードですよね。
ただ、上記した「脱出ゲーム 人気 新作」は、「脱出ゲーム」っていう単体ワードから見たらマイナーですが、実際には相当な激戦区だと思います。
むしろ誰か脱出ゲームにおける狙い目のマイナーワード知ってたら教えてくださいw