オートメーションスキル
「自動化」っていうのは、これからの時代のトレンドで、猫も杓子も自動化されるんじゃないかと思ってるんですが、個人的に自動化が大事だなと思った話があるんですよ。アフリカかどっかの、水がない村の話。
何かめちゃくちゃ辺鄙(へんぴ)な村で、水を汲もうと思ったら、数キロ先の川まで行かないといけないんです。
超絶不便じゃないですか。でもしょうがないんで、村人全員が毎日水汲みに行くんですよ。
そんな生活を続けてたある日、いよいよ村長が言うんです。「こんなもん毎日やってられん。誰か専門業者を決めよう」って。
誰かが水汲み専門の業者になって、そいつが全員に水を届ければいいって話になるんです。
そこで立候補したのが「おっさん」と「兄ちゃん」の2人。
この2人で競い合って、最終的に残った方が水汲み担当になることになりました。
んで、おっさんの気合が凄まじんです。毎日朝から晩まで、めちゃくちゃ汲んでくるのはもちろん、何なら3〜4杯同時に汲んできますからね。
それまでバケツ両手2杯が常識だったのに、1杯は頭の上、もう1杯は口に咥えるみたいな感じのロロノア・ゾロスタイルで、もうめちゃくちゃに汲んでくるんです。
そんなおっさんと反対に、兄ちゃんは汲みに行かないどころか、なぜだか行方不明になってしまいます。
「あいつおっさんの気合にビビって逃げたんじゃね?」みたいな噂も立つんですが、1ヶ月後に兄ちゃん帰ってきます。工事業者引き連れて。
「こんなもん人力で運んでくる意味ねーだろ。川から村まで水道管通したれ」ってことで、兄ちゃん水道管通しちゃうんですよ。
そうなったらおっさん困りますよね。もう負けたくないから遮二無二汲んじゃう。何なら寝る間も惜しんで汲み倒す。
でも兄ちゃんは寝てるだけ。寝てるだけでも水は自動で出てくる。蛇口ひねればバンバン出る。
もうこれ、勝負にならないじゃないですか。
供給する量もそうだし、おっさんの水は人件費かかってる分高いんですよ。
なので村人全員が兄ちゃんを選び、そのまま兄ちゃんの圧勝となった話です。
ちなみにこの兄ちゃん、このときのノウハウを元に、よその似たような村を回って水道管バンバン通すことになります。
当然大金持ち。ハッピーエンドです。
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えー、まあこんな話なんですけど、ようはこれ「手動 vs 自動」じゃないですか。
んで、結果から言えば自動の圧勝。手動のいいとこは全然なかったんですよ。
コストは高いし、何ならたまに虫とか入ってるしで、おっさん泣くほどヒドイ結果になってしまいました。
反対に兄ちゃんは、イニシャルコストこそかかれど、あとは半永久的に水を供給出来ますからね。自分が寝てる間も、ずーっと供給できる。
確かこれ「金持ち父さん貧乏父さん」に載ってた話なんですけど、僕にとってはセンセーショナルでした。
自分の中でのポイントは、「自動化したら次に移れる」ってことなんですよ。
Aの村に水道管通したら、次はBの村、Cの村って行けるじゃないですか。
A→B→C→D→E→F→G。もう終わりのない自動化。オートメーションの連鎖です。
別に水道に限らず、今自分がやってる仕事もそうですよね。
誰かにマニュアル渡して任せれば、もうそれは立派な自動化。
ガンガン渡して、自分の時間を作っていくといいでしょう。
でも最初はこれ難しいんですよね。目先の利益が減っちゃうから。
例えば自分がAの仕事をしてたとして月に60万もらってたとします。
これを30万で人に任せたとしたら、自分の実入りが半分になっちゃうじゃないですか。
なので、目先の生活を考えると、なかなか踏み切れなかったりするんですが、同じことを繰り返せば、すぐに60万超えますからね。
自動化1回につき30万入ってくるようになるので、5回も繰り返せば150万ですよ。オートメーション150。
まあ現実問題、そんなトントン拍子に進むことは少ないんですが、自動化のスキルは持っておいた方がいいと思います。
水汲みが好きで続けるのも全然いいし、誰かに責められる筋合いは全くないんですが、水道管通せないと困るときもありますからね。
本質に近い場所で頑張る
「エンジニアは技術にばかり目がいってるので、自分みたいな素人にも勝機がある」って話。
これそのまま話の結論なんですが、ともあれ長ったらしい前置きから始めましょう。
僕は窓拭きのプロ(通称ガラス屋)なんですけど、プロの9割はどうでもいいことを気にしてるんですよ。
それは「窓拭きの速さ」なんですけど、これマジでどうでもいいじゃないですか。
そもそも普通に生活してて窓が綺麗かどうかとか気にならないし、仮に気になったとしても「ここの窓拭きした人は、めちゃくちゃ速かったな」とはならないでしょう。
「さすがプロ。綺麗だな」とはなるかもしれませんが、速かったかどうかなんて分かりようがないし、仮に速かったとしても「それがなに?」って話ですもんね。
でも窓拭きのプロは言うんですよ。「俺は速い」とか「誰々さんには負ける」みたいなことを。
ズバッと言ってしまえば、客側からすれば何の関係もない努力を続けてるんですよ。
「同業者から認められたい」って目的があったとすれば、理にかなった行動です。
でも「窓拭きで稼ぐ」って目的からすれば、全然関係ない努力なんですよね。方向違いもはなはだしい。
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んで話をアプリ開発に移したいんですが、アプリ開発ってエンジニアの人が多いと思うんです。
個人開発者の多くはエンジニアですよね。少なくとも7割くらいはエンジニアの人ではないかと。
んで、僕はエンジニアとして働いたことがないので、あくまでも個人的な感覚ですが、エンジニアの人たちって必要以上に技術の話するじゃないですか。
正直僕からすれば、ガラス屋の窓拭き速いぜトークと、そんなに変わらないんですよ。
会社員として働いてたり、フリーで受託の案件こなしてたりすれば、それはそれは技術が重要なんでしょう。
でも「スマホアプリで稼ぐ」って目的からすれば、技術力は大して重要なポイントではないと思うんです。
僕は素人からアプリ作り始めたんで、最初はめちゃくちゃ不安でした。こんなもんで稼げるのかと。
でもよーく見たら、ガラス屋みたいな人が多いなと気付いたんです。
本質から遠い場所で努力してる人が多いのであれば、自分みたいな素人にも勝機があるでしょう。
理想の生活から逆算する
仮に自分の好きな仕事をしてても、ある程度逆算しないと理想の生活はできないと思うんですよ。
例えば「時間と場所に縛られたくない」って思いがあったとするじゃないですか。
この時点で、仕事であったり立場は限定されますよね。
エンジニアなら、フリーランスになった時点で実現するのかもしれません。
また最近はテレワークが進んでるので、会社勤めでも可能なのかもしれないです。
でもガテン系の兄ちゃんには無理じゃないですか。
現場仕事の兄ちゃんは、どうやっても時間と場所に縛られちゃいますよね。
この兄ちゃんが自由になるためには、経営側(人を雇う側)に回らないといけません。
だから思うんですよ。どれだけ好きな仕事をしてても、ある程度逆算してないと、おかしなことになってしまうと。
ガテン系の兄ちゃんは仕事が大好きで、「俺はこれさえ出来てれば毎日幸せだ」って状態だったとするじゃないですか。
でも結婚して子供が出来たのを機に、「家族の時間がほしい」って思いも芽生えると思うんですよね。
何なら「家族との時間を優先したいから家でデスクワークしたい」って思うようにもなるかと。
まあこういう人、僕の周りにも多いし、何より自分がそうでした。
好きな仕事を毎日することと、理想の生活が出来るかどうかっていうのは、地続きじゃないと思うんですよ。
ある程度、理想の生活から逆算する必要があるでしょう。
AdMobバナーから音楽が流れる問題
ここ最近なんですけど「アプリを開くと音楽が流れて困る」って問い合わせをいただくことがあったんです。
「マナーモードにしてても音楽流れるから困るぞ」って言われたら、さすがに対応しなきゃいけないじゃないですか。
しかし該当アプリには、そもそもBGMやら効果音を実装してないんですよ。
なので疑うべきは、広告(AdMob)ということになりました。
問い合わせいただいたアプリは、どれもバナーしか実装してなかったんですけど、今どきはバナーにも動画出ることあるんですね。
管理画面を確認したら「動画」の項目がございました。
なのでこれをOFFにした結果、該当の音楽は鳴らなくなったみたいです。
(自分の端末で確認できてないのですが、問い合わせくださった方いわく、鳴らなくなったと)
んで微妙に心配になるのがeCPM(広告単価)じゃないですか。
iOSのバナーなんか、死ぬほど低単価ですが、それでも気になるのが開発者のさがってものでしょう。
ずばり結論から言えばあれです。
逆に上がりましたw
まあ今は年末で、ジワジワ上がってる時期なので、それが大きく関係してるんでしょうが、動画をOFFにしても全く問題なさそうです。
てかAdMobよ、そもそもこういう迷惑な広告をやめてくれ。
P.S.
よく分からないんですが、そもそもの話でユーザーさんがミュートを解除してる可能性もあるんですよね。
マナーモードでも音が出るバナー広告なんてもんは、本当は存在しないのかもしれません。
君小銭を追いかけたまふことなかれ
与謝野晶子パイセンが言ってたとか言ってなかったとかいう話。
僕がアプリを作るときは、まずストア見てキーワード決めてから作るんですけど、とりあえず上位のアプリはダウンロードするんですよ。
狙ってるキーワードで表示されるアプリを3〜5個くらいダウンロードして、適当に触ってみます。
そこで相手がめちゃくちゃ強いと感じたら、即撤退ですよ。アプリ自体作らずに逃亡するんですが、勝ち目があるなと思ったら、即座に作り始めます。
「最低月1万円稼げる && 1週間で作れる」って条件の元ですが、これをクリアした上で相手も弱ければ即GOですね。
んで、狙うキーワードにもよるんですが、たまにあるんですよ。相手が先に自滅してくれてるケースが。
典型的なのは「ウザいくらい広告多め」のケース。
なんでだか分かりませんが、上位表示されるされるアプリの中に、広告マシマシのやつがあるんです。
これはもう勝ち戦。
うひょひょひょひょ〜、突撃じゃー!!
みたいなテンションで作り始めるんですよ。「シンプルな構成&広告少なめ」で作れば十中八九勝てるから。
(まあ普通に負けるときもありますけどw)
相手の気持ちは痛いほど分かるんですよ。ツール系って基本バナーメインになりがちですが、iOSでそれだと全然稼げないですからね。
個人的にAndroidはバナーメインでも全然いけると思ってるんですが、iOSはダメ。
なので、目先の収益に走って広告多めになるのは分かります。
でもそれって、ある程度のユーザー数を確保してからでも遅くないと思うんです。
めちゃくちゃに使われてるアプリが広告多めでも、何とも思いません。「はー、沢山使われてていいなー」って思うだけ。
でも大して使われてないアプリが広告多めだと、当然ウヒョウヒョなるでしょう。
AppStoreには、僕みたいな姑息なハイエナもいるので、序盤は広告少なめが吉かと思います。
基準も何も分かりませんが、レビュー数1,000件くらい行くまでは、派手な立ち回りはしない方がいいのではないかと。
君小銭を追いかけたまふことなかれ
競争優位性がなければ選ばれない
最近になって「競争優位性」なる言葉を仕入れたんですよ。
人生38年間、全く縁のない言葉だったんですが、せっかく仕入れたので、ちょっと使ってみましょうw
競争優位性とは、ある事業が、競合他社や新規参入業者の事業よりも有利な状況になる性質を意味します。例えば、製品の大量生産を武器にした低コスト構造や、希少性が高く入手困難な天然資源などは、他社には真似できない、競争優位性の源泉になり得ます。
競争優位性とは?3つの基本戦略と分析フレームワーク | PROFFIT
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えー、確か3日前だったと思うんですが、仲の良い仕事仲間と会ったんですよ。窓拭きの。
それで話してたら、向こうがYouTubeやりたいって言うんです。
「やればいいじゃん」
「ズボラ飯とかいいと思うんだよね。飲食はニーズがあるし、世間のズボラって全然ズボラじゃないじゃん」
「やればいいじゃん」
「俺ならさ、本当の意味でのズボラ飯ができると思うんだよ」
「早くやれ貴様」
みたいな会話をしておりました。
何でもやってみなきゃ分かりませんし、どこぞのおバカさんは、アプリ50本くらい出して、ようやくコツが分かってきたとか言ってましたからね。
んで、このときの会話で気になってたのが競争優位性なんですよ。
動画でもアプリでも何でもいいんですけど、自分のコンテンツを売ろうと思ったら、2つのことが重要だと思います。
「自分の強み」と「世間のニーズ」ですね。
これらを把握した上で、双方が重なる場所で勝負すれば、まあまあ上手くいくでしょう。
上記の会話もそうで、本人は食べ物が好きだし、世間ではズボラ飯のニーズもある。
だから一見すれば上手くいくと思っちゃうんですよね。
事実本人も「ニーズがあるから上手くいく」を連呼してましたし。
でもそこで忘れちゃいけないのが、競合の存在じゃないですか。動画はもちろんアプリだって、どこに出してもライバルはいるでしょう。
「ライバル不在のブルーオーシャンを見つけたぜ」みたいなこと言う人もたまにいますが、それはライバルもいなければニーズもないケースがほとんどです。
つまり、ネット上にコンテンツを出す以上、どこに行ったってライバルがいるし、どこに行ったって戦いになるわけですよ。
そこで選ばれるためには、競争優位性、つまり自分の武器がないと話になりません。
需要のあるジャンルにアプリを出したけど、箸にも棒にもかからなかったって経験は、多くの人にあると思うんです。
僕も腐るほど同じ経験をしてきたんですが、最近は改善されてきたので、ちょっと具体的なことを書いてみましょう。
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何回も書いてることなんですが、僕がアプリを作るときは、まずキーワードから考えています。
「競馬 収支」とか「中学生 英単語」とか、そういうやつですね。
ニーズがあって、なおかつ競合が弱い(少ない)とこを探すんですが、基本的には個人開発者が多いところになります。
大企業がゴリゴリに活躍してるとこ行っても、勝負になりませんからね。
個人開発者をdisる気は毛頭ないですが、必然的にそういう場所で戦うことになるんです。
んで、そこに持ってく自分の武器は「妻がデザイナー」っていう槍一本ですよ。
妻がグラフィックデザイナーだっていうランスを持ち込んで戦っております。
大企業が来ないような場所って、必然的に個人開発者が多くなるし、ダサい見た目のアプリも多いじゃないですか。
そういう場合は、嫁ランスが大いに活躍してくれます。
使いやすいアプリとか、分かりやすいアプリを作るのはもちろんなんですけど、そんなもんは沢山ある。
なので、その中での競争優位性が重要だと思います。
自分のアプリが選ばれるべき理由、みたいなやつですね。
スマホアプリ100本作ったら生活できるようになった話
生まれて初めてアプリをリリースしてから、7年くらいたったと思うんですが、適当に作り続けてきたら今年で100本を超えてました。
正確には110本くらいあると思うんですが、50本を超えたあたりから、数えるのをやめました。
ただ、100本超えたのは確実って感じです。
ワンハンドレッドなんちゃら。 https://t.co/RZVMRZZ4gN pic.twitter.com/c0LMjS8QUe
— ホーリー (@gevvoihorry) 2022年8月31日
https://apps.apple.com/jp/developer/taro-horiguchi/id1035108482
https://play.google.com/store/apps/developer?id=Taro+Horiguchi
(作ったアプリ一覧。ストア側から消されちゃったのもあるんで、公開されてるやつは100本切ってるはず)
んで、せっかく無駄に100本も作ってきたので、実際どんなことになってるのかを書いてみようと思います。
・どのくらい稼げてるの?
・なんでそんなに作ったの?
・メンテナンスめんどくない?
・沢山アプリ持ってるメリットある?
まあザックリこのへんですね。それぞれ順番に書いていきましょう。
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一番肝心なテーマ、「どのくらい稼げてるの?」って話ですが、一応毎月の生活費よりもアプリ収益の方が多いんですよ。
うちは僕と妻と子供2人の4人家族なんですが、「生活費 < アプリ収益」って形にはなってるので、「アプリで生活してる」と言っても過言ではないと思います。
ただ、厳密には窓拭きの会社を経営してたりと、収入源が1つではないんですよ。
アプリオンリーではないので「これで食ってるぜ!!」とは言えないんですが、とりあえず生活費よりも稼げてるって感じです。
(どうでもいい話ですが、来年はエキセントリック・スーパーロープカメラマンに転職しようと思ってます)
自分の足が映り込んでるが、まあOKとしよう。 pic.twitter.com/tuXJ3xaGP6
— ホーリー (@gevvoihorry) 2022年12月11日
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はい次。「何でそんなに作ったの?」って話ですよね。
これは正直に申し上げてあれですよ。
何も考えずポンポン作ってたら超えました
ってだけなんですが、それだとバカ丸出しなのであれだな。
えー、なんだろう?
最初っから沢山作る方だったんですが、特に本数が増えたのは、ここ3年くらいだと思います。
なぜかと言えば、「最低月1万円稼ぐアプリを1週間で作る」って方針でやってたからですね。
具体的な方法は、前にnoteに書いたことがありますので、よろしければこちらをどうぞ。
https://note.com/gevvoihorry/n/n4b9e8c51ccab
正確に言えば「1年後に月1万円になってるだろうアプリを1〜2週間で作る」ってことですね。
ここ3年くらいは、ほぼこれしかやっておりません。
ストアを見る→狙うキーワード決める→アプリ作る
これの繰り返しですね。退屈な作業なんですが、成功確率は5割程度あると思います。
つまり1ヶ月を4週間とすると、アプリ4本リリースできるわけですよ。
そのうち2本は月1万円超えるので、毎月2万円ずつアプリ収益が増えていくことになります。
1年続ければ24万。2年で48万。3年で〜、みたいな感じになるかと。
実際には7→14→28→56みたいに、倍々の形で増えていったんですが、とりあえず手堅い戦法なのは確かです。
あれこれ書くと長くなりそうなので割愛しますが、妻がデザイナーってところが大きいですね。
個人開発者が活躍してるジャンル(キーワード)に、見栄えの良いアプリを持っていくって形を愚直に繰り返しました。
継続的に毎週リリースをしてるわけではないですが、3ヶ月で15本くらいリリースしたときもあると思います。
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はい次。「メンテナンスめんどくない?」って話をしていきましょう。
これは次に書く「沢山アプリ持ってるメリット」にも通じる話なんですが、良くも悪くもどーでもよくなるんですよ。
なので「本当はメンテナンスしなきゃいけないんだけど、全然やってない」っていうのが実際のところですね。
ネットで他の開発者さんを見てる限り、皆さんメンテナンスの意識が高いんですよ。
仮に他の方々を10としたら、僕は2くらいですね。メンテナンス意識。
なので、真面目にやろうと思ったら大変なんでしょうが、不真面目にやってるので全然大変ではありませんw
たまにATTの実装みたいな、マジで全部のアプリをアップデートしなきゃいけないときもありますけど、あれも大変なのは最初の一本だけで、あとは流れ作業じゃないですか。
なのでアニメでも見ながら数日かけて行っています。負担にはならないですね。
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さて次。てか最後。「沢山アプリ持ってるメリット」なんですが、これは前述した「良くも悪くもどーでもよくなる」ってところです。
本当はデメリットなんでしょうが、メリットもあるんですよ。一番は心の平穏ですね。
仮に売れてるアプリが一本で、それだけで生活してるとするじゃないですか。
これは心が落ち着かない。AdMobの警告が来ただけで冷や汗かくし、何かの拍子にアプリがBANされたら、ウ○コだって漏らすでしょう。
その点無駄に沢山リリースしてると、ちょっとやそっとでは動じないんですよ。
AdMobの警告も、「最悪広告ユニット消せばいいや」って思えますし、ストアからアプリがBANされようが、少々のことで動じません。
事実、前に13本同時BANを食らったことがあるんですよ。Androidで。
このときも「どうせならキリよく15本消してくれや」って思いましたからね。
BANのメールが来た直後はショックですが、だんだんと腹立ってくるわけですよ。それで「アホか。どうせ消すならキリよく消せや」みたいな、よく分からんキレ方をみせておりました。
収益が高いアプリTOP10を全部消されたら余裕でウ○コ漏らしますが、そうでなければ全然大丈夫。
元気よく放屁したのち、また新しいアプリを作るでしょう。
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えー、長々とアプリ100本作った話をしてきました。
正直な話、これからもバリバリ作るかと言われれば、そのへんは微妙なんですよ。
やっぱビシッとした一本を作りたいじゃないですか。「俺のアプリはこれじゃー!!」っていう一本が欲しいなとは思います。
ただ、僕は開発期間が半月超えると飽きちゃうんですよね。
そんな不真面目な自分との付き合い方が、今後の課題となりそうです。