泳ぎ方の勉強をする前に、まずプールに飛び込むべし。
これなんかの本でありそうですね。どこの誰かも分からない、顔だけ偉そうなオッサンが書いてそうな気がします。
えー、自分がドヤ顔のオッサンから、この言葉を仕入れたのか忘れましたけど、僕はこの言葉こそ真理だと思っています。
水に入る前に、どれだけ泳ぎ方を勉強してもしょうがないんですよ。そんなことをする前に、まずは水の中、プールに飛び込むべきでしょう。
実際に水に入ってみないと、体がどうなるとか、そのへん全部分からないですからね。
陸でどれだけクロールのフォームを固めたってしょうがないんです。実際に水に入ったら、その陸で固めたフォームなんて通用しないから。
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こういうことは、アプリ開発でも言えると思います。
元々プログラマーで、会社でもアプリを開発していたって人なら、もう自分のペースで納得行くまで開発をすればいいでしょう。
でも、僕みたいな全くのど素人、プログラミング経験のない人がアプリを作る場合は、とりあえず速攻でリリースした方がいいんです。
ようは勉強に時間をかけすぎるなってことを言いたいんですよね。
ど素人がどれだけ勉強をしても、1本目のアプリが大ヒットすることなんてないでしょう。
最初の1ヶ月で1000ダウンロードがいいとこで、間違っても1万は行かないはずです。
てかヘタしたら100ダウンロードかもしれないですね。僕は最初の1ヶ月で100くらいでしたから、この線は十分にある線ですよw
なので、まずはとにかくリリースした方がいいんです。そうやって全体の流れを掴んだ方が、何倍も上達は速いと思いますよ。
アプリっていう水に慣れることが先決なんです。細かい勉強は二の次でいいでしょう。
具体的な数字を出すと、僕はアプリの勉強を始めてから10日で、最初のアプリを提出しました。
んで審査落ちとか審査落ちとか審査落ちとかあったんで、リリースまでに1ヶ月かかりましたね。
当時は審査待ちも7〜10日くらいあったんで、今ならもっと速いんでしょうが、まあこのくらいかかりました。
周りを見ていても、上達の速い人ほど、最初の一本目を早くに出している気がします。
まずは勉強をって言いながら、何ヶ月もかけてる人を見ると、正直心配になります。この人リリースまで出来ないんじゃないかなって。
まずは勉強をって考え方は、僕は非効率だと思うんですよね。
なんでもいいから先に行動してみて、それから勉強すればいいんじゃないでしょうか。
泳ぎ方の勉強をする前に、まずプールに飛び込むべし。
顔だけ偉そうなオッサンの、このセリフは、意外と真を突いてます。