Togetterでこんな良いまとめを見つけてしまいました。
「才能あるけどやらないクリエイターたちを励ます仕事」を10年やってわかったこと - Togetter
特に印象的だったのは以下の3ツイートでしょうか。
で。基本、売れてる人ってのは、「製作数が多い」てのは、最低条件なんですよね……。制作数というのは、ある程度までは、才能のなさも、運の悪さも、すべてをカバーしてくれるのです。ヘタでも作っていれば、必ずうまくなるのです。
— バーバラ・アスカ (@barbara_asuka) 2017年7月19日
クリエイターは仕事が減ったら空き時間には創作しましょう。当てがなくても作って発表しよう。そうすれば仕事が来ることもあるし、お金につながるチャンスはある。作って作って発表しまくっても全然お金につながらない、という人はわしの周りにはいませんが、そこで初めて「才能の有無」を考えましょう
— バーバラ・アスカ (@barbara_asuka) 2017年7月19日
で、その逆もあります。
— バーバラ・アスカ (@barbara_asuka) 2017年7月19日
作るのをやめてしまえば、必ずヘタになります。
だから、クリエイターでいたければ、作るのをやめないでください。あ、趣味なら、作りたいときに作る、で全然いいんですよ。でも、職業として(兼業でも)クリエイターを名乗りたいのであれば、です。
そうそう、何事も毎日やってれば上手くなるんですよ。んで、やらないと下手になる。
これ、当たり前のことなんですけど、ついつい忘れちゃうんですよね。
僕はアプリ(プログラミング)に夢中になる前はビリヤードに夢中だったんですよ。
やりこんでた時期は毎日3〜6時間くらいやってましたかね。ただ、そんなに才能はありませんでした。
才能がないっていうか、序盤の伸び率が低かったんですよね。同じ店でやってる他のプレイヤーの方がグングン伸びてたっていうか。
でも師匠的な人に言われてたわけです。「上手くなりたかったら毎日やれ。休むな」って。
んで、経営してる会社の業績が落ち込むくらい、もうビリヤードのことしか考えてなかったんですが、それでもそこまで上手くはならなかった。
周りの知り合いも「ビリヤードね。ふーん」て感じで、こいつどうでもいいことにハマってやがるな、てか仕事しろよって目で見られてたんですが、それでも好きだから毎日やってました。
んで、結果から言えば、ちょっとした大会で優勝したんです。ビリヤードをガチでやってる人から見れば、そんなに大したことない大会なんですけど、そこで優勝までいけたってことが、自分の中で大きなことだったんですよ。
まあこれも周りのビリヤードしない人たちには「ふーん」て感じで捉えられてましたけどね。僕にとっては初めての目に見える結果だったわけです。
ここだけの話ですが、嬉しさのあまり、家に帰って一人で泣いてましたw
「続けてよかった。よかったよー。おかあさーん」て。
ビリヤードにハマる前の窓拭きも同様だったんですが、自分はセンスがない、下手くそだって思ってても、毎日やってれば上手くなるし、どこかの時点で結果が出るんですよね。
細かい結果はところどころである。んでそれなりに大きな結果も出るんですよ。
上記のTogetterを見て、なんかそんなことを思い出しました。
窓拭きの結果っていうのは、かなり前に書いたこれですね。ホーリーの窓拭き日記ってブログのこれ。
(だいぶ堅い文章で、なおかつ下手なんで恥ずかしいけど、これですw)
ここで窓拭きの結果をバーンと出しつつ、ビリヤードで業績を低迷させるっていう、しょーもないやつなんですけどね。僕は。
とにかく、続けてった先に何かがあるってことは、ビリヤードと窓拭きが教えてくれました。
恩返しは出来てませんが、感謝だけはしています。
P.S.
売れてる人は製作数が多いってツイートもあったんですが、それで思い出したのは、この本です。

成功は“ランダム"にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方
- 作者: フランス・ヨハンソン,池田紘子
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2013/10/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これ面白いですよ。おすすめです。
成功するには運の要素が大事で、それっていうのは手数が補ってくれるって内容なんですけどね。
ナンパでも何でもそうですが、結局はヒットレシオ(売れる確率)×試行回数なんだってことを、再認識させてくれた本です。
ヒットレシオが低くても、毎日工夫してれば徐々に上がるし、試行回数も増える、だからOKなんですよ。