ライスワークからのライフワーク
いつものようにTwitterをいじり倒してたら、山田さんのこんなツイートが流れて来たんですよ。「君の目的はボクを殺すこと」を作ってらっしゃる山田さんの。
クリエイターの作品を目的別に大別してみる
— 山田 裕希(ふんパレ代表取締役) (@_yhiroki) June 8, 2018
①稼ぐための作品
②稼ぎとやりたい事 半々の作品
③やりたい事100%の稼げなくてもいい作品
③だけだと生活できない
②はいきなり狙うと難易度高い
①で稼ぐ感覚を掴み、やりたい事を混ぜて②に寄せ、余裕できたら③と順番にやっていくと生存しやすいはず
これめっちゃ大事なこと書いてありますよね。もう思い当たることがありすぎて、何から考えていいのか分からなかったんですが、とりあえず火花を読みました。又吉先生の。
とりあえずやることの方向性を、盛大に間違えてると思うんですが、火花もこんな話だったじゃないですか。主人公と先輩っていう2人の芸人がいて、主人公は世間に合わせてそれなりに売れるようになるんですけど、先輩は自分の「面白い」を貫くっていう。
(読んでない人いたらごめんなさい。ザックリはこんなストーリーなんですよ)
つまり山田さんのツイートに合わせると、主人公は①ないし②で、先輩は露骨に③なわけですよ。
これは読み返すしかないと思いましたね。これを再度読むことで、何かを得られるじゃないかと思ったんで。
んで読んでみた結果はあれですよ。
泣きました
いやー、マジで泣いちゃったな。他の仕事仲間もいる車中で普通に。
火花面白い。最後の漫才は、あれ卑怯ですよね。ほんと卑怯なネタですよ。
ティッシュの用意してくれとか、せめて前もって書いてほしい。
まあ再度読み返して得られたことはあれですね。火花面白いってことだけです。
初めて読んだのは発売されてすぐの頃で、このときは自分で何も作ってなかったんですよ。だからそこまで気持ちが入らなかったんですけど、今読むと感情移入が半端ないですね。
やっぱこれは名作なんだということは分かりました。
山田さんのツイートに対する答えは一向に出ておりません。。