2〜3年くらい前はそれなりの頻度でFacebookを触ってたのか、最近過去の投稿のお知らせがくるんですよ。
それで「家系ラーメン占い」のことが流れてきて、非常に懐かしく思ってしまいました。
これ僕が初めて作ったアプリなんですよ。結果的には審査通らずにお蔵入りになってしまったんですが、非常に思い入れのある1本です。
(審査落ちのあとにバージョンを変えたのか、提出準備中になってますね。長い間マイAppの片隅にいますよ。。)
んで、今でも覚えてるんですけど、僕はこのとき「かずぴ〜」さんをベンチマークしてたんですよ。
755ってアプリにいたこの人が自分と似た境遇だったので、背中を追いかける形でプログラミングを始めたんです。
(パソコンだとトークの最初に戻ること出来ないですね。ボタン一発で。アプリだと出来るんですけど)
確か歳も近いんですけど、僕もかずぴ〜さんも29歳か30歳のときに、生まれて初めてパソコン買ってるんですよ。
んで、知ったときの向こうはビシバシアプリを出してるときで、単純に憧れました。
この人、自分と同じような境遇なのに、めっちゃアプリ作ってる。いいな。楽しそうだな。自分もやりたいな。
ってことで始めたんですよ。他にも理由はあったんですけど、大きな動機の1つでしたね。かずぴ〜さんの存在は。
んで、それからご本人の755やブログ(閉鎖済み)をめっちゃ見てたんですけど、どうもこの人、プログラミングを始めてから1週間で最初のアプリを提出してるんですよ。
リリースじゃなくて提出、ようはAppleにアプリを送って審査待ちになるあの行為なんですけど、これってすごくないですか?
Xcodeの使い方覚える→Swiftザックリ覚える→アプリ作る→提出
ここまでを1週間で駆け抜けるなんて、この人は半端じゃないと思ったんですよ。
普通に聞いたら嘘臭くも感じる話なんですが、755でのスピード感を見るに、どう考えてもマジなんですよね。
世間では2か月でリリースした本が出てるっていうのに、この人は7日間。もちろんリリースじゃなくて提出(その後審査落ち)だけど、めちゃくちゃつえぇ。
C言語すら知らなかった私がたった2か月でiPhoneアプリをリリースするためにやったこと
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やべぇ。やっぱかずぴ〜さんはやべえ。
こうなったらあれだ。
俺は6日で提出しよう
って思ったんですw
てかあれなんですよ。初めてアプリを作ろうとしたときの僕は、全くの素人ではなく、「いきなりはじめるPHP」と「気づけばプロ並みPHP」を読み終えてる状態でした。
だから6日でいけると思ったんですよね。少なくともプログラミングの基本は分かってるから、いけるんじゃないかって。
自分の中での時系列があやふやなんですが、プログラミングを覚えて作ろうと思ったのは、ビルメンネットってWEBサービスだったんです。
んで、それに向けて勉強して、このときは企画やデザインを練ってたのかな?なんかちょっと時間が空いたので、自分もアプリやろうって思ったんですよね。
とにかく、向こうは全くのド素人から1週間。こっちは多少なりともかじってる状態での6日目標。
全然無理はないじゃないですか。だから行こうと思ったんです。どんなしょーもないアプリでもいいから、とにかく提出まで行こうって。
結果から言えば10日かかったんですよ。だから自分の中では負けたんですが、一気に提出まで行ったこのときの経験は、自分としてはいいものでしたね。
勝手に勝負して勝手に負けただけの話なんですけど、とりあえず1本作ってよかったなと思いました。
ちなみにこの頃のAppleは審査が超長かったんですよね。1週間から10日くらいかかった覚えがあります。
だから上記の2ヶ月でリリースしたって本も、確か審査のやり取りで1ヶ月かかってるはずです。
今だと1週間で終わるようなことが、このときは1ヶ月かかってたんですよね。
だからその後に記念すべき1本目のアプリをリリースすることになるんですが、なんだかんだで1ヶ月かかりました。
開発に2日。審査通すのに4週間て感じですかね。内訳はw
===
えー、ここまで書いて、それで何が言いたいんだったかな?書いてて忘れちゃいました。
、、、
あれだ。初めてアプリを作って思ったんですけど、プログラミングとアプリ開発は違うなって思ったんです。
このことに10日で気付けたのが、一番の収穫でしたね。
例えばアプリ開発をカレーライスに例えたとき、プログラミングってルーなんですよ。いいとこルーです。
でも、カレーライス作るのにルーだけじゃダメじゃないですか。他にもライス、ジャガイモ、人参、牛肉、福神漬、、、まあ沢山あるでしょう。
でも、プログラミングの勉強をしてると、なんだか自分はカレーライスを作るのが上手くなってるんだって錯覚しちゃうんですよね。
一人前のカレー屋に近づいてるって思っちゃうんですが、まあやってることは一部なわけですよ。
ルーって表現しちゃいましたけど、そこまで重要ではないですからね。プログラミングって。アプリによりますけど。
とにかく、アプリ作るには他に大事なことが沢山あるって気付いたんですよ。
だから、色んなタイプのアプリを作って、それをリリースするのが一番勉強になると思ったんです。
多分これが、勉強に勉強を重ねたあとだったら、挫折してたかもしれないですね。
半年も勉強して、さらに数ヶ月も開発に費やしたのに、俺にはこんなしょーもないアプリしか出来ない。もうダメだ。やめよう。
みたいになってた可能性も、無きにしもあらずです。
とにかく、サクッと1本提出したことが、めっちゃいい勉強になったんですよね。
会ったこともないですけど、かずぴ〜さんに一番感謝してるのがこのときの出来事ですね。
P.S.
初心者のうちはとにかくポンポン作った方がいいと思うんですけど、少し慣れてきたら、腰をすえたものを作ってみるといいと思ってます。
てかまさに自分がそういう状態で、何か「これだ!!」っていう大作を作りたいのですが、なんのアイディアもなく日々右往左往しております。ああ。。