300店舗展開したいならペンギンがいるバーではできない
焼き肉のアーリーさんが、めっちゃいいツイートをされてたんですよ。
ちょっと4枚ほどペタペタ貼りたいと思います。
飲食店は参入障壁が低いので自分のやりたいお店をやってしまう人が多いが、市場規模から逆算して業態を決め差別化をしていった方がはるかに成功確率があがる。
— 焼肉のアーリー (@mori729) October 20, 2018
失敗する最大の問題は業態と立地選定のミス。
— 焼肉のアーリー (@mori729) October 20, 2018
業態を間違えるといくら努力しても売上の上限があるし、
立地を間違えると例え業態の方向性があっていても可能性をつぶす。
料理のおいしさも接客のよさも変えられる。
— 焼肉のアーリー (@mori729) October 20, 2018
業態を変えるにはパワーがいるし、
立地は資本がないと変えられない。
300店舗展開したいならペンギンがいるバーではできない。
— 焼肉のアーリー (@mori729) October 20, 2018
ペンギン好きあるいは変わったことをしたいならペンギンバーをした方がいい。
価値観はそれぞれ。
ただ誰も失敗したくない。これは共通。店をオープンしてから変えるのは大変。オープンする前にどこにいきたいか、どういくのかを決める。
焼き肉のアーリーさん、僕の中では有名人なんですが、恐らくこのブログを読んでる方は誰も知らないと思うので、ちょっと紹介させていただきます。
焼き肉っていうか、前は「魚串のアーリー」さんだったんですよ。魚串っていう店の創業者の方ですね。
東京に10店舗くらいあるのかな?他にも肉寿司とか天ぷらの店をされてたと思うんですが、とにかくこういう業態を立ち上げられた方です。
僕が知ったキッカケは井戸マガだったんですよ。ステーキけんの創業者である井戸実さんのメールマガジン。
そこにアーリーさんのコーナーがあって、それで知りました。
今は自分の会社の経営をNo.2の方に譲って、牛角の西山さんのところで働いてらっしゃるんですが、知った当時は家も近所だったし、通ってる美容院も一緒。んで、書く文章も面白かったので、勝手に親近感を持ってたんです。
えー、紹介が長くなりましたが、とにかくアーリーさんの一連のツイートが深いなと思ったんですよ。
引用してまとめると、こんな感じですね。
飲食店は参入障壁が低いので自分のやりたいお店をやってしまう人が多いが、市場規模から逆算して業態を決め差別化をしていった方がはるかに成功確率があがる。
失敗する最大の問題は業態と立地選定のミス。
業態を間違えるといくら努力しても売上の上限があるし、
立地を間違えると例え業態の方向性があっていても可能性をつぶす。料理のおいしさも接客のよさも変えられる。
業態を変えるにはパワーがいるし、
立地は資本がないと変えられない。300店舗展開したいならペンギンがいるバーではできない。
ペンギン好きあるいは変わったことをしたいならペンギンバーをした方がいい。
価値観はそれぞれ。
ただ誰も失敗したくない。これは共通。店をオープンしてから変えるのは大変。オープンする前にどこにいきたいか、どういくのかを決める。
成功するためには、自分がやりたいことよりも、市場から逆算して決めたほうが確率が上がる。
選ぶ業態によって、多店舗展開が出来るかどうか変わる。売上の上限も変わる。
一度オープンさせてしまったら、細かい改善は出来るけど、根本的な部分は変えられない。
ザックリこんな感じでしょうか。
失礼ながらアーリーさんこそ、この逆を行ってたイメージだけに、ずいぶん変わられたんだなと思ってたら、これ牛角の西山さんの口ぐせらしいです。
井戸さんがそう言ってました。西山さんの発言をパクってるだけだとw
いやー、さすが牛角の西山さんですよね。5年で全国に1000店舗でしたっけ?そのくらいの勢いで牛角を展開していったっていう、まさにやり手中のやり手ですよ。言葉がいちいち深すぎる。
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これ当然のことながら、何にでも応用出来ますよね。アプリやWebサービスにも。
何をもって成功とするのかって話はありますけど、売上の規模は作るアプリのジャンルによっても変わるでしょう。
LINEみたいな老若男女にニーズのあるアプリなら、そりゃ売上も大きくなりますよ。
反対にビリヤードプレイヤー同士のマッチングアプリであれば、売上の規模はどうやっても小さくなるでしょう。
(こないだふと考えたんですよ。ビリヤードのマッチングアプリを。考えただけで作る気は今のところないですけどw)
サービスを投下する場所の市場規模によって、売上は変わって然るべきだと思います。
まあ法人向けならば、多少小さい市場でも、結構稼げるでしょうけどね。
改めて思うところがありましたよ。これを見て。
マスを狙いに行くとサービスの色がぼやけて、結果的に誰にも刺さらないなんてことはありますけど、売上のことだけを考えるのなら、市場は大きいに越したことはないでしょう。
全然ニッチなアプリを出しておいて、「くそ、全然ダウンロードされねーよ」なんて思うこともあるじゃないですか。僕にはあるんですw
でも、よくよく考えてみたら、それはそもそもの見込み客が少ない場合もあるんですよね。内容以前の問題として。
仮に見込み客が全部で1万人しかいないのならば、そのアプリをどれだけ改善したところで1万ダウンロードはいかないでしょう。
成功は人それぞれでいいし、僕も大衆向けのアプリなんか全然作れていませんけど、出す前にちゃんと考えることは大事だなと思いました。
P.S.
アーリーさんが任されてる「焼き肉ライク」は連日メディアに取り上げられて大繁盛しているらしいですね。新橋にある1人焼き肉の店。
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13225231/
ご本人と面識はないし、これからも会う予定はないですが、なんだか勝手に嬉しくなっていますw