成長カーブの話
実は右肩上がりの成長なんてないんじゃないかと思うんですよ。
勉強でもスポーツでも仕事でもいいんですけど、何かを始めたときって、右肩上がりの成長を求めるじゃないですか。
グイグイ業績伸ばしてる企業の収益グラフとかまさにそうなんですけど、こういう直線を描くと思うんです。
この成長は結果と言い換えてもいいですね。
んで、自分もこういう直線を描きたくて努力するんですけど、実際にはこんな感じになってることがほとんどなんですよね。
手描きなんでブサイクですが、停滞と急成長を繰り返す線ですよ。
前者が1次関数で後者が二次関数と言えばいいのかな?関数忘れちゃったんですけど、言わんとしてることは伝わりますよね?w
(これも右肩上がりの成長と言えばそうなんですが、そういう細かいことは置いておきましょうw)
世の中には前者のようにトントン拍子で成長する人もいると思うんですが、僕は露骨に後者なんですよ。
いつも停滞の期間が長くて、ある日突然開眼する、みたいな感じです。
こないだ「プログラミングに慣れてきた」って話を書いたんですが、これは第二次成長期に差し掛かったってことなんですよ。
なんとなく、そんな感覚があるんです。今のところアウトプットには反映されてないですけどねw
プログラミングに慣れてきた気がしています - ホーリーのプログラミング日記
図の赤い矢印のところにいるはずです。多分。。
プログラミングって非常に挫折しがちだと思うんですが、画面にHello worldを出せた人ならば、あとは継続さえしてれば成長すると思うんです。
Hello world出すまでの環境構築は、言語によってハードル高いですが、それを越えれば成長のループに入ってるんですよ。
いざコード書き始めて画面に出力するようになったけど、なんか成長を感じられずに挫折しそうな人には、「大丈夫だ」と言いたいですね。
まあ大丈夫しか言えないんですけど、長いトンネルを抜ける日が必ずくるから大丈夫って伝えたいです。
世の中には僕と同じようなタイプの人が多いと思うし、それゆえに停滞期間も長いんですよ。きっと。
ある日いきなり開眼するんで、停滞期間のうちは自分を信じてればOKでしょう。
もちろん開眼しての急成長って言っても、それは自分の中の問題ですけどね。
外野と見比べてのそれではないので、注意が必要です。
まああるんですよ。いきなり目の前が開けるときが。
ビリヤードに夢中になってるときも、僕の成長はこんな感じでした。
直線的にガーッと行ったんじゃなくて、曲線的でしたね。
横ばい→曲線→横ばい→曲線。みたいな。
人によってカーブの描き方も変わるし、停滞機関の長さも変わるんで、早熟な人を見て自信を失うことなんか、全然ないと思うんです。
ビリヤードのときは、ちょうどライバルがいたんですよ。仕事仲間で僕よりもビリヤードの上手い人がいたんで、よく勝負をしてました。
僕は毎日アホみたいに練習してたんですが、なかなか向こうに追いつけなかったんですよ。
向こうはそんなに練習しないのに上手い。僕はめっちゃ練習するけど下手。
そんな感じだったんですが、ある日開眼して追いついたんですよね。
「ついにホーリーに負けたわ。。」なんて言われたんですが、そのときの僕は成長カーブに差し掛かったときだったんで、一週間後にはさらに差が開いていたわけです。
一週間前は接戦のすえに勝てるくらいだったのが、その7日後には相手にハンデ振っても勝てるくらいに差が開きました。
地道に努力してる人が、努力してない相手に並んだときっていうのは、もう相手は詰んでるんですよね。そうやすやすとは埋まらない差が出来てることがほとんどです。
なので、なかなか成長を感じられなくて、挫折しそうなときもそうだし、自分よりも早熟な人間を見つけたときも、自信を失う必要なんて全然ないと思うんです。
みんなが同じように成長するわけじゃないですからね。
プログラミングのことで言えば、僕は最初の成長カーブを感じるまでに半年かかりました。んで、そのから3年経過して、今2回目のカーブを感じています。
まあ自分の曲線を理解してたんで、焦りも不安もありませんでしたけどね。アホみたいに「わーい♪楽しい♪」って言いながらアプリ作ってただけなんですが、このくらいのスパンは空きましたよ。
自分の人生のことで言えば10年くらい停滞を感じてるんですが、まだ開眼する気配はありません。
そろそろきてもいいんですけどね。僕の人生の成長カーブ。