面白くなくてもいいから必ず完成させること
昨日かな?ツイッタランドで見つけたつぶやきが、自分に刺さりすぎました。
10年間漫画アシスタントをしてきて、一番心に残った漫画家さんの金言 pic.twitter.com/Q5IxbKuwFH
— 納豆まぜお@夏コミ日曜日/西E20a (@mazemazemazeo) July 31, 2019
ザックリ言えば、ずっと完成まで描けない漫画家さんがいたんですよ。
アシスタントやりながら自分の漫画をコツコツ描いてたんですけど、いつも途中で「この漫画面白くないんじゃね?」って気持ちが出て、結局完成(リリース)まで辿り着けないんですよね。
それで当時アシスタントをしていた先生に相談するんですけど、そこで言われるんですよ。「面白くなくてもいいから必ず完成させよう」って。
その先生は大御所なんですけど、やっぱ同じように「これ面白くないんじゃね?」って思うことがあるらしいんです。
それでも完成させてリリースするってことを繰り返してきた結果、少しずつ前に進んでこれたと。
だからあなたも完成まで描いて、前に進もうってアドバイスをしたわけです。
んで、それ聞いた本人も、とにかく完成させることに気持ちが向いたんですよね。
「面白いかどうかは分からん。でもとにかく完成まで描くぞ」ってことで、猛烈にやるんですよ。
その結果、雑誌デビューを果たせて、単行本も出せたって話ですね。
この話のポイントは、マジでひとつじゃないですか。
面白くなくてもいいから必ず完成させること
ですよね。
これ分かるんですよ。めっちゃ分かります。でも一番怖いやつじゃないですか。これはw
僕も基本的にはポンポンリリースする方なんで、路線は同じなんですよ。
アプリ作り始めて3年で30本以上リリースしたし、なんならここ2年で30本弱リリースしました。
とにかくリリース(完成)しなきゃ上手くならんってことで、ひたすら手だけは動かしてきたんですけど、この話は一歩先行ってますよね。
なんせほら、面白くなくても、ですもん。
完成品を見て「これ面白くないな」って思っても、リリースですからね。
理屈は分かるけど、これは怖い。マジで怖いやつですよ。
(さすがに僕も、俄然面白くないと思ったものはお蔵入りにしてきました。。)
でも速く上手くなろうと思ったらこれだし、速く結果を出そうと思ってもこれなんでしょうね。
途中であれこれいじり回して、その結果お蔵入りにするくらいなら、最初の勢いそのままバーンとリリースしちゃった方がいいんでしょう。
そうやって必ず完成させて、周りからのフィードバックを得たほうがいいんでしょうね。
うん。理屈は分かる。
でもめっちゃ怖いな。
真理に近い話は、いつも怖いw