ユーザーからの直接収入について考える
iOS14の発表があったらしいですが、IDFAに制限がかかるみたいですね。
IDFAは「iOS端末ごとに固有の広告成果をトラッキングするためのID」らしいですが、いまいち分かっておりません。
てかIDFA知ったのも3日前くらいなんで、無知と言っても過言ではない状態でありますw
ただ、このIDFAに制限がかかることによって、広告単価は間違いなく下がるらしいですね。Facebookの研究によると、50%以上下がるとか何とか。
https://note.com/syouda/n/n9a4652902706
eCPMは間違いなく下がるので、広告で売上を立てているアプリは軒並み収益が下がります。もちろんSSPもです。
Facebookの研究によると、ターゲティングされない広告はされた広告に比べ収益が50%以上下がるようです。実際にどれほどeCPMが下がるのかはメディアの特徴や保持しているユーザーデータ等によりますが、広告収益に頼っているアプリはダメージが免れないです。
とにかく広告単価(eCPM)が下がるのは間違いない話らしいので、アプリ開発者にとっては非常にネガティブな事態ですよ。
コロナショックが徐々に収まってきたと思ったら、今度はIDFAですか。
「IDFAの取得がオプトインになることで、なんちゃらかんちゃら」ですよ。
いまいち理解してないんですが、下がるのは単純にショックですw
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えー、広告単価が下がるのなら、頭は自然と課金に向きますよね。課金に対しては後ろ向きな僕も、ちょっと考えてしまったくらいです。
基本的には広告オンリーで、とにかく気楽にいたい。数百円と引き換えに、よく分からん責任負うくらいなら数百万円課金してもらいたい。みんなオラに百万円くれ。
なんて思うのが常なので、その辺でよく見かける課金には興味がなかったんですよ。
しかし、アプリの広告単価が下がるのなら、課金について真剣に考えてみましょう。
スマホアプリに限定するのは勿体ないので、「自分が作ったサービスをユーザーからの直接収入で成り立たせること」について考えてみたいと思います。
広告収入っていうのは、言ってしまえば間接収入ですよね。
実際にサービスを使ってくれてるユーザーでなく、ユーザーが集まってる場所に広告を出したい広告主から支払われるわけです。
なんとなくですが、商売の基本としては直接収入がメインですよね。
この世の商売のほとんどは直接収入で成り立ってると思います。
上記の間接収入を大々的にやったのは、新聞が最初でしょうか?
あれって購読料よりも広告費の方が大きかったと思うので、間接収入がメインのモデルですよね。
アプリを作ってると間接収入こそが本流だと勘違いしてしまいますが、実際にはレアケースで、直接収入こそが本流でしょう。
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えー、何を話してるのか分からなくなってきましたw
とにかく課金、直接収入についてズバッと書いていきましょう。
僕は直接収入を上げる方法と言えば、真っ先に法人が浮かびます。
対個人(to C)よりも対法人(to B)の方が、収益上げるのは楽でしょう。
僕は対法人の会社を15年くらい経営してるし、対個人の会社も数年経営しました。
その結果思うのは、商売は対法人の方が楽だってことです。
もちろん扱うコンテンツにもよるんですが、基本的には法人相手の方が楽でしょう。難易度が低い。
例えば100万円の売り上げを立てるとして、対個人の場合は1000円の商品を1000人に売るイメージなんですよ。
反対に法人は10万円の商品を10社に売るイメージですね。
この世に存在する見込み客の数は、個人の方が圧倒的に多いんですが、法人の方が最低でも桁2つ単価が高いので楽なんです。
また理不尽なクレームも法人からは滅多に入りませんからね。
「うるさいこと言わずに高単価の商品を買ってくれる相手=法人」なので、直接収入を考えると、自然と法人に目が行ってしまいます。
だから、直接収入を得るサービスといえば、当然のように法人向けのものを考えますね。
昨日くらいに書いた「スクイジスト」もその1つでしょう。
一人親方の空いてる日を埋めるサービス - ホーリーのプログラミング日記
一人親方からは小額を、法人からは多額のマネーをもらおうと思っていますw
課金と言うと、ついつい「スマホアプリで個人相手にする行為」と思いがちですが、「Webサービスで法人相手」にした方が、多分儲かるでしょう。
自分が実際に出来てるわけでないので、説得力に欠けますが、直接収入で運営するのなら法人向けサービスがいいと思うんですよね。ニッチで攻めやすいのも法人ですし。
とにかく「課金=対個人」と決め付けるのは勿体ない。
むしろ対法人にこそチャンスがあると思います。