ザ・予言の書
今日までのアプリ開発に後悔などないんですが、しいて言えば「初期の頃から問い合わせを設ければよかったな」と思っています。
ようはアプリ内にある問い合わせフォームなんですけど、僕導入したのが遅かったんですよ。多分1年前くらいじゃないですかね。
それで今になって、「もっと早くやっておけばよかった」と思ってる次第です。
そもそも導入が遅れたのはあれなんですよ。ユーザーからの問い合わせに返信するのが面倒くさかったからです。
「俺はアプリを作りたいんだ。ユーザーの問い合わせに返信したいわけじゃない」とか言って、全然やらなかったんですよね。
んで実際にやってみて気付いたんですが、面倒な問い合わせは無視すればいいんです。それで必要なやつだけ返信してれば、ストレスフリーだし、大して時間も奪われません。
てか問い合わせ設けると、もうメリットしかないんですよ。
細かいデメリットがないわけではないですが、そんなもん吹き飛ばすくらいの巨大なメリットがあります。
それがあれ。
何をすればいいのか教えてくれる
ってことですね。
アプリをリリースするじゃないですか。んで適当に使われるようになったら、あとはユーザーが全部教えてくれるんですよ。問い合わせフォームから。
こういう機能があるといいとか、これこれこういうところが分かりにくいとか、もう全部教えてくれます。
だから僕はそれ聞きながら実装していくだけなんですよね。もう自分で考える必要なし。
んで、そうやって実装していったものが、他のユーザーからも評価されるので、もう笑いが止まりません。
「問い合わせ最強説www」みたいなことを言いながら、ウホウホ対応してるのが最近です。
そんなわけで問い合わせは設けた方がいいんですよ。あれは予言の書ですからね。これからアプリをどうしていけばいいのか、全部教えてくれます。
えー、そんなわけで、自分がどんな感じで問い合わせを実装してるのか、具体的に書いてみたいと思います。
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まずいきなりなんですが、問い合わせフォーム自体は、kanさんのそれを参考にしています。てか露骨に真似させていただきましたw
OS名などの端末情報を付けたメール機能【Unity】 - (:3[kanのメモ帳]
んで、それをアプリに実装してるんですが、分かりやすいように適当なアプリを例に出してみましょう。
「競馬収支管理アプリ - 馬券の家計簿」をApp Storeで
競馬収支管理アプリ - 馬券の家計簿 - Apps on Google Play
この競馬収支管理がいいですね。競馬に限らず、僕のアプリは全部、これから紹介する形を取っています。
アプリ内に設定画面を設けて、そこに「不具合・バグ報告・ご要望」って感じでボタンを置いています。
ちなみにこうやって問い合わせフォームがあることのメリットとして、「レビューに低評価が付きにくい」っていうものありますね。
不満や要望は全部問い合わせに来るんで、レビューに低評価が付きにくくなるんですよ。これはやってみて実感してるところです。
んで、実際にボタンを押すと、メールが開きます。
あとは適当に書いて送信してもらうだけですね。
こうしておくだけで、ほんと何でも教えてもらえるんですよ。
何でもかんでも実装出来るわけじゃないんですが、「これやるとアプリ自体が分かりにくくなるな」ってやつは、設定画面に置いています。
上の画像で言うなら「繰越金の表示」とかそうですね。スイッチにして、ONにすると機能開放される感じです。
こういう形式を取っておけば、基本的に何でも実装出来るので便利です。基本はシンプルにして、複雑なものは設定から開放する感じ。
えー、まあこんな風にして、僕は問い合わせという名の予言の書を実装しています。
未来はユーザーに教えてもらいましょう。
P.S.
あ、そうそう。実際に問い合わせてもらうために、メッセージでもお知らせしています。
やってもらいたい行動は、メッセージとして画面に出すといいでしょうね。