ホーリーのプログラミング日記

ホーリーのプログラミング日記

エキセントリック・スーパーアプリクリエイター / アプリ総DL数 約180万 / 全然分からない 俺は雰囲気でアプリを作ってる / iOS : apple.co/3m3HxSm / Android : bit.ly/3ma0liZ

嫌いを避けた先にあるもの

 

僕がブログ書き始めたのは、10年近く前なんですけど、最初は窓拭きのブログから始めたんですよ。

理由はセルフブランディングっていうか、ようはネット上で有名になれば仕事が殺到すると思ったからです。

んで、結果的に仕事やら取材やらの連絡が来るし、文章書くのも楽しくなってきたんですけど、最初のモチベーションは後ろ向きなものでした。

 

自分で独立して仕事してると、基本的に営業から逃れられないじゃないですか。でも僕は営業が嫌いだったんですよ。これ多分エンジニアの人もそうでしょうけど、コード書くのは好きでも、営業って嫌じゃないですか。

それで僕も営業が嫌いだったんですけど、やっぱ壁にぶつかるわけです。

最初は知り合いのツテで仕事もらってても、どこかで限界が来るんですよね。

 

自分1人で食い繋ぐくらいなら、営業しなくても大丈夫かもしれませんが、会社を大きくしようと思ったら、営業しないとダメだと思います。

んで、嫌いだけどやらなきゃいけないと思い、営業するようになるんですよ。20代半ばで。

締め方のよく分からんネクタイして、スーツ着て回りましたよ。東京中を。

 

そんなことを1年くらいやったんですけど、やっぱ思うような結果は付いてこないわけです。

窓拭きの仕事頼むようなところは、基本的に相見積もりとるし、その結果単価も下がるじゃないですか。

営業するだけ仕事バンバン来ればいいですけど、他の会社に流れたり、取ったはいいけど金額安い、みたいなことになってたんですよ。

 

そこで悩みました。営業して仕事取れる確率は低い。金額も安い。そして何より自分が乗り気になれない。

んで考えたのが、「こっちが何もしなくても向こうから連絡してきてくれる方法」です。

こう書くと魔法みたいなやり方ですが、ブログを書いて有名になるっていうのは、それを実現させてくれました。

 

ただ、仕事が普通に来るようになった頃には、ネット上で発信するのが好きになってて、興味が窓拭きから外れてたんですが、この話はいいでしょう。

ようは、嫌いなことを避けた結果、ブログっていうスタイルに行き着いたわけです。

 

===

 

えー、それで話はアプリ開発に移るわけですが、これも好きなことだけじゃないですよね。

人それぞれでしょうが、必ず苦手っていうか嫌いなポイントがあるはずです。例えば、開発するのは好きだけど、宣伝するのは嫌い、みたいな。

両方やって当たり前なんですが、どうしても乗り気になれないことはあると思います。

 

てかみんな思いますよね。作ってストアに置くだけで爆裂ダウンロードされないかなって。

それが理想だけど、現実はそんなことないし、むしろ状況はどんどん厳しくなってると感じます。

 

アフィリエイトもそうですもんね。一昔前の長文SEOとか流行った頃は、個人ブロガーがバンバン検索上位取ってたし、SEOだけでめちゃくちゃ儲けてました。

でも今は検索アルゴリズムが変わったし、一時的に上位を取れても、度重なるアップデートで圏外に飛ばされることもあると思います。

だから、みんなSNSから集客したり、YouTubeやってみたりと、あの手この手で生き残ってるんですよね。

 

それで同じようなことがアプリ開発でもあると思います。僕が始める数年前までは、作ってストアに置けば爆裂ダウンロードされるバブルがあったと聞くんですが、今はそんなことないでしょう。

アフィリエイターよろしく、一生懸命作ったアプリ(サイト)が泣かず飛ばずってことは、誰でもあると思います。

 

んで、色々考えるわけじゃないですか。どうしようって。それであれこれ手を出すのもいいんですけど、嫌いなことから逆算するのも一手だと思います。

嫌いなことを避けた結果、上手くいくこともありますからね。

それで爆裂ダウンロードされるのは難しいですが、生活するラインまでは到達出来ると思います。