どっちを優先してるのか
20代前半の頃は、毎日のようにビリヤードしてたんですよ。週6日×最低3時間はやってたんで、毎週18時間以上やっていたことになります。
こうやって書くと短いですよね。週18時間て別に大したことではないでしょう。これが倍の36時間になっても、そんなに長いとは思いません。
でも人に会うと言われちゃうんですよ。そんなにやってどうするのって。
その頃はビリヤードやったあとに、新宿西口にある小料理屋に通ってたんですよ。東口でプレイして、西口へ移動するのが通例でした。
んで毎日マイキュー持って行くわけですけど、店のママさんに言われるわけです。「今日もビリヤードしてきたの?」って。
「今日もビリヤードしてきたの?」
「してきましたよ」
「プロになるの?」
「なりませんよ」
「なんで?」
「え?」
みたいな会話になるわけですよ。それだけ熱心にやってるのに、なんでプロ目指してないのかって不思議がられちゃうんですよね。
でもこれ、普通に考えたらおかしな話じゃないですか。毎日3時間趣味に費やすなんて、別に珍しいことではないでしょう。
モンハンを毎日3時間やってるとか、逆に短いくらいですもんね。
むしろ週18時間プレイするビリヤードプレイヤーなんてザラにいますもん。ザ・平均。長くも短くもありません。
んで、何が言いたいのかっていうと、あれなんですよ。ちょっと熱心にやってるくらいで、プロだの何だの言われたくないって話です。
最近は世の中全部そうじゃないですか。YouTube始めれば登録者がどうだ、再生回数がどうだ、収益がどうだって始まるでしょう。
SNSもそうですよ。フォロワーがどうした影響力がどうした、あの人が紹介した商品が店から消えたとか、マジでどうでもいい話です。
アプリもそうですよ。収益がどうしたランキングがどうした、課金だの広告だのどうでもいいでしょう。
うるせーな。
好きにやらせろよ
って思うんですよ。
世の中何でもかんでも収益化。みんながプロを目指すような流れは嫌ですね。
ちょっとYouTube始めただけで「登録者数何人?収益化された?」とか言われてもウザいじゃないですか。
アプリも同じですよね。「DL数いくつ?月いくら稼いでる?」とか言われたくないでしょう。
もちろん、「稼ぎたい」と「楽しみたい」のどちらを優先するのかって話はありますよ。
人にもよりますが、7:3だったり6:4になるのが普通でしょう。
稼ぎたいのなら、やるべきことはありますよ。流行りに乗るとかマーケットに合わせるとか色々。
でも楽しみたいのなら、もう好きにやればいいんです。思うがままにやればいい。
稼ぎたくてやってるのか、好きでやってるのか。
ここはハッキリさせた方がいいと思います。