ホーリーのプログラミング日記

ホーリーのプログラミング日記

エキセントリック・スーパーアプリクリエイター / アプリ総DL数 約180万 / 全然分からない 俺は雰囲気でアプリを作ってる / iOS : apple.co/3m3HxSm / Android : bit.ly/3ma0liZ

下手なアプリも数撃ちゃ当たるのか

 

Twitterを眺めてたら、実に興味深いアンケートが流れてきたので、投票させていただきました。

アプリ1つの最高ダウンロード数ってやつですね。 

 

 

んで、投票させていただいた直後に気付いたんですけど、僕の中で1万DL超えてるアプリの半数以上っていうのは、適当に数日で作ったやつなんですよね。

これもちろん「数日で1万DL超えるアプリ作れる俺すげぇ」って話でなく、むしろ一生懸命作って「これは頼むぞ!!」ってアプリがことごとく空振りすることを強調したいわけですw

 

ただ、そんなツイートをしたあとに自分のアプリ管理画面を見てみたんですが、半数以上ってのは盛りすぎたかもしれないですね。でも半数程度はそうです。

 

 

具体例を出すと、「算数系脱出ゲーム アインシュタイン」ってのもそうですね。

 

 

これ2日くらいで作った適当な脱出ゲームなんですが、DL数は2万を超えてます。

 

んで、AndroidからBAN(削除)されてしまったんですが、「ベイブレード審判代行アプリ」っていうのを前に作ったんですよ。

これは息子がベイブレードにハマってて、その関係で作りました。

審判がいたほうが実践的な練習が出来るなと思い、その場で適当に作ったやつです。

 

これも1万は普通に超えてるんですよ。超えてたって言う方が正しいのかな?

 

(ちなみにBANの原因はなりすましでした。そんなこと考えてもいなかったんで完全に盲点。てか自分が100%悪いw)

 

あとは現状1万を超えてないんですが、年末に3日くらいで作った「小学生の英語」が1日のDL数を順調に伸ばしてるんで、1万超える気がしています。

 

小学生の英語

小学生の英語

  • Taro Horiguchi
  • 教育
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えー、それであれですよ。タイトルの「下手なアプリも数撃ちゃ当たるのか」って話ですけど、これはズバリ当たらないでしょうねw

僕の中での「当たる」は、それ1本で生活出来るレベルなんで、それを考えれば当たらないと思います。

もちろん自分のケースの話ですけど。

 

ただ、1万DLくらいを超えるかと言われれば、もちろん超えると言えます。

それは自分の原体験がそうだったから、そうとしか言えません。

 

でもここでも強調したいのは、僕のアプリのDL単価なんてたかが知れてるんで、1万超えたところで大したことないんですよ。

LTVって言うんでしたっけ?1DLの単価のことを。

それを考えれば、僕のLTVは業界内でも突出した低さでしょうw

 

===

 

えー、それでなんだったかな?あれですよ。この話で言いたかったことは、「別に適当なアプリをポンポン作ってもいんじゃね?」ってことです。

まあこれは個人の自由なんで、厳密には誰の制約も受けないんでOKなんですが、たまに聞くじゃないですか。「キチンと作らないとダメだ」ってことを。

 

アプリにもバブルの時代があって、その頃は適当に作ったやつもめっちゃダウンロードされたそうなんですが、今は違いますよね。

めちゃくちゃクオリティの高いアプリでも全然ダウンロードされないのが現実だと思います。

 

ただ、それで適当なものを量産するのが間違いかと言えば、そんなことはないと思うんです。

僕と同じようなスキルレベルが低い初級者限定で言えば、むしろ大いにありでしょう。

 

まあこれも程度の問題なんで、ユーザーが分かるくらいのやっつけ仕事はダメですよ。

「こいつ本当に適当だな」って思われるレベルのアプリを量産するのはどうかと思いますけど、なんとなく思った簡単なものをポンポン作るのはありでしょうね。

 

適当にポンポン作ってれば、自分の勉強にもなるし、色んな実験が出来るじゃないですか。

また、意外と反響のあるジャンルも見つかるんで、そういう意味でありだと思います。

 

スキルレベルの高い人は渾身の作品を作ればいいし、これを書いてる今、僕も僕なりの渾身の作品を作ってますけど、それが全てではないですよね。

なんにせよ、そのアプリを作ることで自分が前に進めればいいんですよ。余計な意見を気にせず作ればいいんじゃないかと思います。

 

===

 

自分のことで言えば、前に「いちねんせいのさんすう」ってアプリを作ったんですよ。

 

いちねんせいのさんすう

いちねんせいのさんすう

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  • 無料

 

これは息子が小1のときだったんですけど、嫁に言われたんですよ。「子供の勉強を見てほしい」って。

んで、アプリにすれば自動化出来るし、めっちゃええわと思い、1~2日で作りました。

 

それで結局リリースすることになるんですけど、思いのほかダウンロードされたわけです。

これを書いてる今の時点では1万行ってないのかな?ちょっと切ってるくらいなんですが、自分の中では意外だったわけですよ。

小学生向けの算数アプリなんて、激戦区中の激戦区なイメージしかなかったんで。

 

それが意外とダウンロードされたんで、去年の年末に同じような学習系を10本リリースしたんです。

そしたらさっき書いた「小学生の英語」だけは調子良かったんですよ。

他のアプリはせいぜい一ヶ月千円切るくらいなんですが、小学生の英語は一万円弱くらいになってます。これは現在進行系の話で。

 

「一ヶ月一万円。それで?」って言われればそれまでの話なんですけど、まあいいじゃないですか。僕は嬉しいんでw

 

(AdMobのTagForChildDirectedTreatmentみたいなやつを使って、子供向けの広告を出してるんですが、子供向けのアプリに広告っていうのは、正直心苦しい面もあるんですよ。まあこれはいつか書きましょう)

 

「いちねんせいのさんすう」を起点にバーっと出したのは、自分の中では良かったわけです。

学習系イケるかもなって思って、今も大人向けのを1つ作ってますし。

 

「下手なアプリも数撃ちゃ当たるのか」と言われれば、それ一個で大ヒットするようなものは出来ないだろうけど、自分が楽しければOKだし、確かに前には進みますよ。

 

歯切れのいい結論ではないんですが、少なくとも僕は適当に沢山作るスタイルを採用しています。

 

P.S.

実はこれを書いてる今日も1本リリースする予定です。んでなんなら明後日もw

 

P.S.2

これは書かなくても分かっちゃうような話なんですけど、こないだ出した「花粉撲滅ゲーム」はダメでしたw

数日で作ったわけではなく、むしろ思い立ってから半月くらいはかかったんですが、ダメでしたね。

完全なるネタゲーなので、来年の春に期待したいと思いますw

 

花粉撲滅ゲーム

花粉撲滅ゲーム

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P.S.3

ここまで書いて思い出しました。数打つ作戦で言えば、こちらの方のブログは参考になりますね。

アプリ開発ってどれくらい儲かるの?

 

確か毎週1本リリースされてて、5ヶ月で15万円まで行くんですよ。

アプリ開発5ヶ月目で月間15万円稼げるようになったワケ - アプリ開発ってどれくらい儲かるの?

 

作ってるスピードとアプリの内容からして、結構ハイレベルな方だとは思うんですが、ブログ内容が非常に参考になったので、全部読ませていただきました。

今現在も開発を続けてらっしゃるのかは分からないんですが、とにかくすごいですよね。