スマホアプリ100本作ったら生活できるようになった話
生まれて初めてアプリをリリースしてから、7年くらいたったと思うんですが、適当に作り続けてきたら今年で100本を超えてました。
正確には110本くらいあると思うんですが、50本を超えたあたりから、数えるのをやめました。
ただ、100本超えたのは確実って感じです。
ワンハンドレッドなんちゃら。 https://t.co/RZVMRZZ4gN pic.twitter.com/c0LMjS8QUe
— ホーリー (@gevvoihorry) 2022年8月31日
https://apps.apple.com/jp/developer/taro-horiguchi/id1035108482
https://play.google.com/store/apps/developer?id=Taro+Horiguchi
(作ったアプリ一覧。ストア側から消されちゃったのもあるんで、公開されてるやつは100本切ってるはず)
んで、せっかく無駄に100本も作ってきたので、実際どんなことになってるのかを書いてみようと思います。
・どのくらい稼げてるの?
・なんでそんなに作ったの?
・メンテナンスめんどくない?
・沢山アプリ持ってるメリットある?
まあザックリこのへんですね。それぞれ順番に書いていきましょう。
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一番肝心なテーマ、「どのくらい稼げてるの?」って話ですが、一応毎月の生活費よりもアプリ収益の方が多いんですよ。
うちは僕と妻と子供2人の4人家族なんですが、「生活費 < アプリ収益」って形にはなってるので、「アプリで生活してる」と言っても過言ではないと思います。
ただ、厳密には窓拭きの会社を経営してたりと、収入源が1つではないんですよ。
アプリオンリーではないので「これで食ってるぜ!!」とは言えないんですが、とりあえず生活費よりも稼げてるって感じです。
(どうでもいい話ですが、来年はエキセントリック・スーパーロープカメラマンに転職しようと思ってます)
自分の足が映り込んでるが、まあOKとしよう。 pic.twitter.com/tuXJ3xaGP6
— ホーリー (@gevvoihorry) 2022年12月11日
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はい次。「何でそんなに作ったの?」って話ですよね。
これは正直に申し上げてあれですよ。
何も考えずポンポン作ってたら超えました
ってだけなんですが、それだとバカ丸出しなのであれだな。
えー、なんだろう?
最初っから沢山作る方だったんですが、特に本数が増えたのは、ここ3年くらいだと思います。
なぜかと言えば、「最低月1万円稼ぐアプリを1週間で作る」って方針でやってたからですね。
具体的な方法は、前にnoteに書いたことがありますので、よろしければこちらをどうぞ。
https://note.com/gevvoihorry/n/n4b9e8c51ccab
正確に言えば「1年後に月1万円になってるだろうアプリを1〜2週間で作る」ってことですね。
ここ3年くらいは、ほぼこれしかやっておりません。
ストアを見る→狙うキーワード決める→アプリ作る
これの繰り返しですね。退屈な作業なんですが、成功確率は5割程度あると思います。
つまり1ヶ月を4週間とすると、アプリ4本リリースできるわけですよ。
そのうち2本は月1万円超えるので、毎月2万円ずつアプリ収益が増えていくことになります。
1年続ければ24万。2年で48万。3年で〜、みたいな感じになるかと。
実際には7→14→28→56みたいに、倍々の形で増えていったんですが、とりあえず手堅い戦法なのは確かです。
あれこれ書くと長くなりそうなので割愛しますが、妻がデザイナーってところが大きいですね。
個人開発者が活躍してるジャンル(キーワード)に、見栄えの良いアプリを持っていくって形を愚直に繰り返しました。
継続的に毎週リリースをしてるわけではないですが、3ヶ月で15本くらいリリースしたときもあると思います。
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はい次。「メンテナンスめんどくない?」って話をしていきましょう。
これは次に書く「沢山アプリ持ってるメリット」にも通じる話なんですが、良くも悪くもどーでもよくなるんですよ。
なので「本当はメンテナンスしなきゃいけないんだけど、全然やってない」っていうのが実際のところですね。
ネットで他の開発者さんを見てる限り、皆さんメンテナンスの意識が高いんですよ。
仮に他の方々を10としたら、僕は2くらいですね。メンテナンス意識。
なので、真面目にやろうと思ったら大変なんでしょうが、不真面目にやってるので全然大変ではありませんw
たまにATTの実装みたいな、マジで全部のアプリをアップデートしなきゃいけないときもありますけど、あれも大変なのは最初の一本だけで、あとは流れ作業じゃないですか。
なのでアニメでも見ながら数日かけて行っています。負担にはならないですね。
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さて次。てか最後。「沢山アプリ持ってるメリット」なんですが、これは前述した「良くも悪くもどーでもよくなる」ってところです。
本当はデメリットなんでしょうが、メリットもあるんですよ。一番は心の平穏ですね。
仮に売れてるアプリが一本で、それだけで生活してるとするじゃないですか。
これは心が落ち着かない。AdMobの警告が来ただけで冷や汗かくし、何かの拍子にアプリがBANされたら、ウ○コだって漏らすでしょう。
その点無駄に沢山リリースしてると、ちょっとやそっとでは動じないんですよ。
AdMobの警告も、「最悪広告ユニット消せばいいや」って思えますし、ストアからアプリがBANされようが、少々のことで動じません。
事実、前に13本同時BANを食らったことがあるんですよ。Androidで。
このときも「どうせならキリよく15本消してくれや」って思いましたからね。
BANのメールが来た直後はショックですが、だんだんと腹立ってくるわけですよ。それで「アホか。どうせ消すならキリよく消せや」みたいな、よく分からんキレ方をみせておりました。
収益が高いアプリTOP10を全部消されたら余裕でウ○コ漏らしますが、そうでなければ全然大丈夫。
元気よく放屁したのち、また新しいアプリを作るでしょう。
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えー、長々とアプリ100本作った話をしてきました。
正直な話、これからもバリバリ作るかと言われれば、そのへんは微妙なんですよ。
やっぱビシッとした一本を作りたいじゃないですか。「俺のアプリはこれじゃー!!」っていう一本が欲しいなとは思います。
ただ、僕は開発期間が半月超えると飽きちゃうんですよね。
そんな不真面目な自分との付き合い方が、今後の課題となりそうです。