最近になって「競争優位性」なる言葉を仕入れたんですよ。
人生38年間、全く縁のない言葉だったんですが、せっかく仕入れたので、ちょっと使ってみましょうw
競争優位性とは、ある事業が、競合他社や新規参入業者の事業よりも有利な状況になる性質を意味します。例えば、製品の大量生産を武器にした低コスト構造や、希少性が高く入手困難な天然資源などは、他社には真似できない、競争優位性の源泉になり得ます。
競争優位性とは?3つの基本戦略と分析フレームワーク | PROFFIT
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えー、確か3日前だったと思うんですが、仲の良い仕事仲間と会ったんですよ。窓拭きの。
それで話してたら、向こうがYouTubeやりたいって言うんです。
「やればいいじゃん」
「ズボラ飯とかいいと思うんだよね。飲食はニーズがあるし、世間のズボラって全然ズボラじゃないじゃん」
「やればいいじゃん」
「俺ならさ、本当の意味でのズボラ飯ができると思うんだよ」
「早くやれ貴様」
みたいな会話をしておりました。
何でもやってみなきゃ分かりませんし、どこぞのおバカさんは、アプリ50本くらい出して、ようやくコツが分かってきたとか言ってましたからね。
んで、このときの会話で気になってたのが競争優位性なんですよ。
動画でもアプリでも何でもいいんですけど、自分のコンテンツを売ろうと思ったら、2つのことが重要だと思います。
「自分の強み」と「世間のニーズ」ですね。
これらを把握した上で、双方が重なる場所で勝負すれば、まあまあ上手くいくでしょう。
上記の会話もそうで、本人は食べ物が好きだし、世間ではズボラ飯のニーズもある。
だから一見すれば上手くいくと思っちゃうんですよね。
事実本人も「ニーズがあるから上手くいく」を連呼してましたし。
でもそこで忘れちゃいけないのが、競合の存在じゃないですか。動画はもちろんアプリだって、どこに出してもライバルはいるでしょう。
「ライバル不在のブルーオーシャンを見つけたぜ」みたいなこと言う人もたまにいますが、それはライバルもいなければニーズもないケースがほとんどです。
つまり、ネット上にコンテンツを出す以上、どこに行ったってライバルがいるし、どこに行ったって戦いになるわけですよ。
そこで選ばれるためには、競争優位性、つまり自分の武器がないと話になりません。
需要のあるジャンルにアプリを出したけど、箸にも棒にもかからなかったって経験は、多くの人にあると思うんです。
僕も腐るほど同じ経験をしてきたんですが、最近は改善されてきたので、ちょっと具体的なことを書いてみましょう。
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何回も書いてることなんですが、僕がアプリを作るときは、まずキーワードから考えています。
「競馬 収支」とか「中学生 英単語」とか、そういうやつですね。
ニーズがあって、なおかつ競合が弱い(少ない)とこを探すんですが、基本的には個人開発者が多いところになります。
大企業がゴリゴリに活躍してるとこ行っても、勝負になりませんからね。
個人開発者をdisる気は毛頭ないですが、必然的にそういう場所で戦うことになるんです。
んで、そこに持ってく自分の武器は「妻がデザイナー」っていう槍一本ですよ。
妻がグラフィックデザイナーだっていうランスを持ち込んで戦っております。
大企業が来ないような場所って、必然的に個人開発者が多くなるし、ダサい見た目のアプリも多いじゃないですか。
そういう場合は、嫁ランスが大いに活躍してくれます。
使いやすいアプリとか、分かりやすいアプリを作るのはもちろんなんですけど、そんなもんは沢山ある。
なので、その中での競争優位性が重要だと思います。
自分のアプリが選ばれるべき理由、みたいなやつですね。