ヒカルの碁に見る本質論
ヒカルの碁ってあるじゃないですか。恐らくこれ、みんな知ってますよね。
僕こないだヒカルの碁を見返してたんですけど、実はあれってすごい漫画じゃないですか?
だってあれですもん。
バスケ漫画のスラムダンクを見れば、おおよそバスケについて分かりますよ。
キャプテン翼を読めば、サッカーの根本的なルールくらい分かります。
これってすごいことではないでしょうか?
スポーツであったりゲームを対象にした漫画は沢山あるわけです。
んで、それらが実際の競技について事細かく描いてあるわけではないんですけど、ザックリ出来るようにはなるじゃないですか。
サッカーなら、ドリブルやパスして、相手ゴールにボールを入れればいいことくらい分かるでしょう。
将棋漫画なら、駒の動かし方くらい分かるでしょう。
でもあれなんです。
あれを見て、実際に対戦出来るようになった人っているんでしょうか?
でも、ヒカルの碁はめちゃくちゃに面白いわけです。あれ見てたら囲碁始めてみたいって思いますもんね。
でも、漫画だけでは全然分からないわけですよ。どこに打てばいいのかとか、そもそもの勝敗ルールすらも分からない。
だから思うんですよ。自分が本質だと思うことも、実は本質から外れてるんじゃないかって。
仕事のあるあるなんですけど、新人のときに思った「この仕事は○○が大事なんだ」ってことは、それから経験を重ねるごとにズレていくわけです。
僕は窓拭きの仕事をしていて、バイトのときから夢中になってたんですけど、いざ自分が経営者になると違うんですよね。
窓が綺麗になってるかどうかっていうのは、窓拭きの本質からズレていると感じています。
いや、そりゃ窓拭きなんですから、窓を綺麗にするのが仕事ですよ。
でもそれをビジネスにしたとき、本質は変わるんです。窓の綺麗さは、会社にとって、そこまで重要ではない。それ以外に優先するべきところが沢山あると。
そのコンテンツの本質は何かってことを、ヒカルの碁は教えてくれてると思います。
まあ、具体的は書けないっていうか、分からないんですけどね。
何かこれ、非常に大事なことだと思いますよw