「俺に〇〇は向いてない」って言葉はどう考えてもおかしい
人に何かを勧めたときに、「それは俺に向いてない」って断られたことはないでしょうか?
もしくはその逆でもいいんですけど、「〇〇は向いてない」って言葉を発したり聞いたりしたことって、誰でもあると思うんです。
自分のことで言えば、周りにパソコンを持ってない人が多いので、パソコンの購入を勧めたりするんですよ。
自分も4年前くらいまで持ってなくて、それで買ったのをキッカケに人生変わりだしたくらいなので、やっぱおすすめしちゃうんですよね。パソコンあったほうがいいよ。すごい便利だよって。
でも「俺にパソコンは向いてない」とか「IT系は苦手だから」って理由で断られちゃうんですよ。
んで、そのたびに思うわけです。「俺に〇〇は向いてない」って言葉は、どう考えてもおかしいと。
いざやってみなければ、自分に向いてるかどうかも分からない、って理由もそうなんですけど、それ以前のところで違和感を感じちゃうんです。
だって向いてる向いてないって言葉を発してる時点であれじゃないですか。
自分に何かしらの才能があるって前提でしょう
これに違和感を感じるんですよね。んなバカなと。
===
向いてるってことは、少なからずセンスがある、才能があるってことですよね。
でも、普通に人にそんな特別な才能なんてないでしょう。
あったとしても微々たるもので、それは後天的な訓練でいくらでも書き換えられる程度だと思うんです。
生まれながらの半端ない天才もいるのかもしれませんよ。いきなり突出しちゃう天才も。
でも、現時点でそうなってないのなら、きっと生まれ持った才能は大したことないんですよ。
だから、向いてる向いてないなんて考えずに、何でも手を出したほうがいいと思うんですよね。
僕もそうですけど、きっと先天的な才能の量は限りなくゼロですよ。普通の人は。
だから、余計なことを気にするだけ時間の無駄だと思います。
今日までの人生で才能が開花していないにもかかわらず、それありきな前提で生きるのはおかしいでしょう。
P.S.
書き終わってから思ったんですけど、「向いてない」って言葉は断り文句の定番ですよね。人に何かを勧められたときの。
でもそこは「興味ない」って言ったほうが爽やかだと思います。バサッと切り捨てる感じが清涼感あって素敵ですよね。