ホーリーのプログラミング日記

ホーリーのプログラミング日記

エキセントリック・スーパーアプリクリエイター / アプリ総DL数 約180万 / 全然分からない 俺は雰囲気でアプリを作ってる / iOS : apple.co/3m3HxSm / Android : bit.ly/3ma0liZ

ルールは分かりやすくしよう

 

余談がめっちゃ長くなってしまった話。

 

自分でアプリ作ってるだけあって、そこそこ他の開発者さんのアプリもダウンロードするんですよ。

むしろ自分のスマホに入ってるアプリの4分の3は、他の開発者さんのアプリだと思います。

 

んで、これ墓場まで持っていこうと思ってた話なんですけど、正直遊び方が分からないアプリも多いんですよね。

そうやってダウンロードしたはいいものの、遊び方がイマイチ分からずに、そのまま放置しているアプリが多数あるんですよ。

 

「良い・悪い」とか、「面白い・面白くない」ではないんですよね。それ以前に「分からない」が来てしまうんです。。

 

多分ていうか、絶対僕も同じ間違いをしてると思うんですが、やっぱ遊び方(使い方)は分かりやすくした方がいいでしょう。

よく分からずに離脱しちゃうことって、結構あるあるですからね。

 

もちろんリリースまでに至る努力はめっちゃ分かりますよ。軽く触れば、どれだけ打ち込んできたのかも分かります。

しかし、肝心の遊び方がイマイチ分からない。

失礼な話ですが、結構マジで分からないんですw

 

だから遊び方や目的を伝えることって大事だなと思います。

スマホアプリもそうだし、こういうブログもそうですけど、ちょっと触っただけ(見ただけ)で判断されちゃいますもんね。

自分もそうですけど、現代人の離脱速度はめっちゃ速いでしょう。

 

だから、分かりやすく伝えるっていうのは、非常に大事なことだと思います。

 

===

 

えー、ここからは完全に余談なんですが、こないだ遊び方っていうか、ルールが分からずに悲しい思いをした人を見たので、その話を書きたいと思います。

 

仕事の関係で千葉に行ったんですよ。んで、どこぞの駅前にある家系ラーメン屋に入ったわけです。

11時過ぎにお昼ご飯で入ったんですけど、もう気合がすごい。

 

「しゃっしゃっせえぇぇぇ!!!」

 

みたいな。

 

いらっしゃいませを気合10倍で言うとこうなるのかと思ったんですが、僕家系好きだから慣れてるんですよ。

結構家系って、こういうノリの店多いじゃないですか。体育会系っていうか。

 

んで、普通にラーメン頼んだんですけど、よく分からんことを聞かれるわけです。

 

「お客さん、朝どうしやしょう?」

 

は?じゃないですか。今昼だし。なに朝って?と思ったんですけど、カウンターのところになんか書いてるわけですよ。

朝(11~12時)トッピング一品無料。みたいな。

 

全然朝じゃねーし、と思いながらも、適当に海苔とか頼みました。

んで、ようやくラーメン出てきたら、またおかしなこと言われるわけですよ。

 

「何とかチャーどぅぞぉぉぉ!!」

 

みたいな。

 

そんなこと言いながら、カウンターの僕の前に謎の容器を置かれたんですけど、よく見るとサイコロ状のチャーシューが沢山入ってるんですよね。

あ、これ六角屋でもあったサービスチャーシューからと思いながら、一応確認したんですよ。

 

「これなんですか?」

 

「サービスのチャーシューなんで、どうぞ取ってくだせいぃぃぃ!!」

 

ああ。やっぱ六角屋のあれかと思いながら取りました。

 

しかし家系ラーメン好きなんですけど、店によってはローカルルールが多すぎてよく分からないんですよね。

その店でも、なんなら常連らしきおっさんは、自分から言うわけですよ。「なんとかチャーお願いします」みたいなことを。

でもこっちは分からないじゃないですか。

 

だから、そういう初めての客に合わせて、もっと分かりやすくしてほしいんですよね。

知ってる体(てい)であれこれ言われると、気持ちが滅入るんで。

 

えー、そんなこんなを思いながらラーメンすすってたら、横にサラリーマン風の男性が座ったんですよ。

歳は僕より10個上くらいですかね。40代半ば。真面目なお父さんって感じの人です。

 

座ってラーメンとネギトッピングの食券出してたんですけど、やっぱ同じように聞かれるわけですよ。「お客さん、朝どうしやしょう?」って。

その人も僕も同じように、「え?朝?」なんて答えてたので、初めて来店した人だと分かりました。

 

そだよね。朝なんて言われても普通分からんよね。なんて思いながらやり取りを聞いてたんですけど、その人はトッピング無料と聞いて、自分が買ったネギトッピングをキャンセルしようとしたんですよ。

 

「すみません。じゃあこのネギ(食券)やめて、こっち(朝)に変えてもらってもいいですか?」

 

なんて言い回しで伝えてたんですけど、体育会系丸出しの店員さんに、全く通ってないんですよね。

 

あいよぉぉぉ!!!ネギダブル入りやぁぁぁす!!

 

なんて感じで、何故だかキャンセルしたネギのことは伝わらず、ネギ+ネギの、ネギダブルがコールされていました。

 

おおお。ちょ、この店員めっちゃ間違えとる。ネギダブルになっとるぞ。なんて思ったんですけど、その人も訂正出来る雰囲気じゃないんですよ。

 

ネギダブルいっちょうぅぅおおお!!!

 

ネギダブルゥゥゥ!!!!!

 

みたいな合唱が、厨房中に響き渡ってました。

家系行く人なら分かりますよね。あの合唱ですよ。あれ始まっちゃったんで、もはや後戻り出来ないみたいな。

 

ちょ、この人大変なことになっとる。店のルール(朝の無料トッピングがあること)を知らずにネギ買ったばかりに、よく分からんダブルにされてるぞ。

なんて思いながら淡々とラーメンすすってたんですけど、そしたらすごいのが出てくるわけですよ。

 

ネギダブルお待ちぃぃぃ!!!

 

みたいなこと言いながら出されたラーメン。興味本位で覗き込んだら、完全に麺が見えてませんでした。

ネギマシマシみたいになってるんですよね。ネギがこれでもかってくらいの山盛りで、他が何も見えない。

 

恐る恐る本人の顔もチラ見したら、3秒くらいフリーズしておりました。

 

いや、まあ気持ちは分かる。ここまでいくと「ネギラーメン」じゃなくて「ネギ山盛り+ミニラーメン」みたいなものだからね。それは固まるわ。

なんて共感しきりだったんですけど、僕もいい加減食べ終わったんで、適当に水飲んだりして店出ようとしたんですよ。

 

んで、また最後にその男性をチラ見したんですけど、山盛りのネギを少しずつ、本当にすこーしずつ食べ進めておりました。

 

いやー、ルール知らないってキツイわー、と思った1ヶ月くらい前の出来事です。

 

ルール(遊び方)繋がりで思い出した話なんですけど、とりあえず僕は二度とその店に行かないでしょう。

よく分からんルールを知ってる体で押し付けてくるわ、一見さんにネギダブル喰らわせるわで、もう最悪ですもん。

 

ルールは分かりやすく。

 

やっぱこれですね。