ASOは雰囲気が8割
アプリのASO、アプリストア最適化なんちゃらをすることがあるんですが、正直なところ雰囲気8割でやっています。
ASOってザックリ2つあるじゃないですか。「検索順位を上げること」と「クリック率(ダウンロード率)を上げること」の2つが。
どちらも全然分かってないんですが、特に分からないのは検索順位を上げる方ですね。
クリック率はギリギリ分かるんですよ。多分なんですが、スクショとアイコンとレビュー数とレビューの平均評価が大事です。
特に自分でコントロール出来るのはアイコンとスクショなので、これらを頑張るといいでしょうね。
えー、クリック率は多分これでいいと思うんですが、検索順位の方はマジでサッパリです。
タイトルとキーワードが大事なのは分かるんですが、他の重要な要素を全く分かっておりません。
適当なワードで検索して順位を追うことがあるんですけど、意外とレビュー数や平均評価はそこまで大きなウェイトを占めてないんですよね。
レビュー数が少ないアプリの方が上位に来てることはザラにあるし、平均評価が低いアプリが上に来てることもあります。
だから、「もしかしたら継続率やアクティブユーザー数が重要なのかな?」って思っております。
まあ思ってるだけで、何の対策もしてないんですけどねw
てか、ここだけの話、なんやったらGoogleやAppleも雰囲気で順位付けてるフシがありますよね。
「ボス、ちょっとこのアプリ見てくださいよ。かなりASO知ってる雰囲気出してますよ」
「おお。そうだな。このタイトルにキーワード、そして見事なまでにイキり倒したアイコン。これは間違いないな」
「ですよね。特にアイコンのイキり加減は、まさにASO知ってる風のそれだと思うんですよ」
「見事だわ。YOU、この子の順位上げちゃいなYO」
「ラジャ」
まあこんな感じで決めてるでしょう。検索順位なんてもんは。
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えー、これだけで終わろうと思ったんですが、このままだと中身スカスカなので、雰囲気以外の2割についても書いてみましょうw
多分なんですけど、ASOで大事なのって「勝つ場所で勝つこと」だと思うんですよ。
あくまでも個人的な意見なんですが、とにかく大事なのはこれじゃないかと思っています。
例えばみんなが検索するワードってあるじゃないですか。「脱出ゲーム」とか、そういうワードが。
正直な話、どれだけASOを頑張っても「脱出ゲーム」で上位表示することは難しいでしょう。
みんなが検索するような人気ワードで上位表示するのは至難の業なので、それよりは勝てる場所で勝ったほうがいいと思っています。
具体的には「闇雲に検索ボリュームの多い場所を狙うのではなく、確実に上位表示出来る場所を狙ったほうがいい」と思ってるんですよ。
「検索ボリュームの大小ってなんじゃい」って話なんですけど、これはSearchAdsで取得しています。AppleStoreに広告出すやつですね。
5分でわかる「Apple Search Ads」実際の費用・運用のコツ | バリュークリエーション株式会社
これに登録すると無料でキーワードの「人気度」を見れるんですけど、僕はこれを「擬似的な検索ボリューム」と仮定しています。
例えば「家計簿」と入力すると、こんな感じに出てきますね。1~5までの5段階評価で。
個人的には4~5のワードを狙うのは厳しいんですよ。なので、とりあえず2~3のワードを狙うことが多いです。
これで上位表示を達成して、ダウンロード数やらユーザー数が増えると、いつの間にやら4~5のワードでも勝負出来るようになってるんですよ。
2~3のワードで5位以内に入る頃には、4のワードでも10位以内に入ってる、みたいなことですね。
WebのSEOも同じようなものですよね。ロングテールで拾って、あれこれしてるうちに、記事のパワーが強くなってるみたいな。
本質的な部分はSEOもASOも変わらないので、とりあえず勝てる場所で勝つってことが大事でしょう。
そうやって目先の勝ちを拾ってるうちに、アプリの雰囲気が良くなるんですよ。
ASO知ってる風な雰囲気が出るに違いありません。
P.S.
書き忘れてしまいましたが、ボリューム1を狙うことはないですね。
2~3はいいんですけど、1って「ほぼ0なものも、表示は1として入ってる」から、狙う意味ないと思うんですよ。
基本的に検索されないし、なんなら0に等しいものもあるってことですね。
まあたまにそこを狙うこともありますが、絶対に検索1位を取る覚悟で臨みます。
でないと、ロクにリターンがないでしょう。
P.S.2
これも書き忘れたことですが、ASOの基本はこの記事で学びました。非常に分かりやすい。
ダウンロード数を10倍にした最強ASOテクニック!App Store攻略のための「タイトル」「キーワード」etc...の作り方 | hajipion.com