ホーリーのプログラミング日記

ホーリーのプログラミング日記

エキセントリック・スーパーアプリクリエイター / アプリ総DL数 約180万 / 全然分からない 俺は雰囲気でアプリを作ってる / iOS : apple.co/3m3HxSm / Android : bit.ly/3ma0liZ

お山の大将

 

知り合いが外壁清掃の会社を経営してるんですけど、絵に描いたような職人肌なんですよ。

元々同じバイト先の先輩で、僕の10個上なんですけど、とにかく我が強いんです。

 

んで、周りの同業者を捕まえて言うわけですよ。「あんなもんは素人だ」と。

「俺が一番。周りのやつらは外壁のことを何にも分かっちゃいねぇ」なんて言うのが口癖なんです。

 

んで、正直な話、僕はこの先輩を尊敬していません。

 

本人の腕前がどのくらいのものなのか分かりませんけど、会社的には全然儲かってないんですよ。

たまに一緒に飲みに行くんですが、店員さんにサービス券を渡しつつ「サービスせえや」なんて言いますからね。

サンダルにセカンドバックに金のネックレス。んでシャツをズボンにINさせた格好で、こんなことするのはチンピラだけでしょう。

 

彼が職人として何流なのかは分かりませんが、経営者としては三流以下ですね。

チンピラレベルは一流に近いと思うんですが、経営者としては五流に近いと思います。

 

んで、そんな彼の仕事の腕前を、正直よく分かってないんですよ。

僕は外壁清掃に対する興味がゼロなんで、彼の腕前を客観的に測れないんです。

ただ、周りの外壁清掃やってる人たちを見る限り、みんな僕と同じように興味が薄い。てか何ならその先輩だけですよ。めっちゃ燃えてるのは。

 

周りのやる気なし→俺だけ超本気→一番

 

まあこの流れはあると思います。

 

もしかしたら本当に彼が一番なのかもしれませんが、それは彼が優秀なのではなく、単にライバル不在なだけでしょう。

競争が全然ない世界で頑張ったら、それは誰でもトップクラスになりますよね。

この点は窓拭きも同じですが、ライバル不在なら、誰でもちょっと頑張るだけでトップクラスですよ。

 

だから、彼は優秀な人間なのではなく、単なるお山の大将だと見ています。

 

店員さんにサービス券を渡しつつ「サービスせえや」なんて言う、お山の大将ですよ。

 

===

 

えー、先輩を激しくdisってしまったんですが、これが前置きです。

お山の大将でも何でもいいんですけど、成長しようと思ったら競争に揉まれた方がいいですよね。

ハイレベルな塾に行くと学力がグンと上がるように、その環境によって成長度合いは変わるものでしょう。

 

ただ、お山の大将も決して悪いことばかりではありません。

 

てかあれですもん。

 

僕が作るサービスはお山の大将でありたいと思っています

 

ライバルなんかゼロでいい。そのくらいニッチな場所でトップに立ちたいなと思います。

 

昨日書いた100人で成立するサービスなんかもそうですね。

100人のお客様 - ホーリーのプログラミング日記

 

これ100人で成立する時点で、基本的にニッチじゃないですか。

こういうサービスはお山の大将でいれますよ。

 

サービス作って、一定のお金が毎月入るようになったとするじゃないですか。

ここで何が怖いって、それは競争相手の出現ですよ。

インターネットの世界は勝者総取りだから、負けたら全てを失うでしょう。

 

ここで僕みたいな怠惰なやつは100%負けるわけですよ。

全てを失わなかったとしても、7割は失う。そしたらもう立ち上がれません。

 

だから、競争相手が現れないような、ニッチなサービスを作りたいなと思います。

もちろんニッチなものばかり作るわけじゃないですけど、こういったところを盤石な収入源としたいんですw

 

基本的にお山の大将ってやつは良くないですよ。それは井の中の蛙に繋がりますからね。

ただ、作るサービスだけはそれでいい。ニッチな場所に長期政権を築きたいです。