息子がゲーミングモニターほしいって言うから買ったんですよ。
最初は買う気なかったんですけど、実際に見に行ったら自分がほしくなって買ってしまいました。
おかげでゲームがはかどるはかどる。スマブラやらFFが楽しくて仕方ありません。
んで、実は今日までモニター自体持ってなかったんですよ。僕にとっては人生初モニター。
なので、思い切ってMacちゃんと繋げてみたんですが、これ便利ですね。デュアルディスプレイってやつでしょうか。
(漆黒の早朝作業)
Unityの画面出しつつ、手前でコード書けるじゃないですか。なかなかに便利なものだなと気付きましたよ。
よくエンジニアの人が2画面とか3画面でやってる理由が少し分かりました。
みんな作業効率を求めて、あの形になってるんですね。イキってるだけだと思ってた自分を許してほしいです。
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んで、いざ作業環境をデュアルモニターにして、効率うんぬんについて考えてたんですけど、「最速」っていうのは自分でやらないことだと思うんですよ。
「どれだけの時間を奪われるか」っていうことで考えれば、人に頼むのが最速じゃないですか。
もちろんあれですよ。自分でやれば1週間で終わるけど、他の人がやったら10日かかる仕事もあるでしょう。でも自分の時間は全然減らないわけです。
なんかこの辺にひとつの分岐点があると思うんですよね。
特にフリーランスの人はそうでしょうけど、何でも自分でやろうとするじゃないですか。
自分でやるのが一番速いとか、自分が一番上手くできるって思いがあるんでしょうが、何でもかんでも抱え込むのは考えものだと思います。
基本的にやろうと思えば何でもできるわけですよ。日々の業務から会計業務から雑用まで。でも「本当の意味で自分がやるべき仕事」っていうのを考えていったら、そんなに残らないと思うんですよね。せいぜい3割程度でしょう。
もちろん全部自分でやっていいんですよ。100%自分でコントロールできる状況を求めてフリーランスになってたりするわけですから、それはそれでOK。でもここがひとつの分岐点なんですよね。
全部自分でやるのか。自分じゃなくていい仕事は他人に振るのか。
僕は圧倒的に前者だったんですけど、今考えれば選択ミスだったと思います。
20代前半の頃は「東京最速のガラス屋」っていう、わけのわからんものを追い求めて、とにかく手を動かしてたんですよ。基本的に人の2倍は仕事をしてたと思います。
もちろん窓拭きが大好きだったからなんですが、今振り返れば「趣味としての窓拭き」よりも「事業としての窓拭き」を優先するべきだったなと思うんです。
人を雇ったり、仕事仲間に外注したりもしてたんですが、あくまでも自分の仕事はMAXあるわけですよ。何なら120%抱え込んでました。
今思えば、もっと人を雇ったりして、自分は裏方に回るべきだったなと。
自分でできる仕事は沢山あるわけですよ。その気になれば全部自分でできるかもしれません。
その上で、「どこまで自分でやるか」っていうのは難しい問題ですよね。
デュアルディスプレイを眺めながら、そんなことを考えておりました。