なにやら巷ではプログラミング熱が高まってるらしく、プログラミングスクールも増えてますね。
プログラミングスキルがあれば学歴もいらないだとかなんとかで、とにかくプログラミングをやってみたいって人は多いんでしょう。
「プログラミングスキルがあれば学歴なんていらない」17歳女子高生が大学進学をやめて挑む初起業 - TECH::CAMP BLOG
ただここで言いたい。
とりあえず独学でいいんじゃね?
って。
なんかプログラミングを始めたいって人に会うと、まずはスクールに入るって聞くんですが、僕は独学推しですね。まあ自分がそうでしたから。
プログラミングには適正がある
スクールに入ることは何の問題もないんですけど、プログラミングって適正があると思うんで、まずは独学で触れてみて、それで向いてるようなら、そこからスクールに入ればいいと思うんです。
だってプログラミングスクールも高いじゃないですか。10万くらいはしますよね。それで入って、向いてなかったら悲惨ですもん。
最初の一週間だか10日くらいまでは返金対応してるところもありますが、その期間でやっぱ辞めよってなりますかね?入ったからには頑張るぞって、テンション上げてる期間ですからね、そこは。
とにかく、独学ならば数千円で始められるんで、まずはそこからやってみればいいっていうのが、僕の持論です。
独学1年で出来るようになったこと
僕はプログラミングを始めて1年くらい。毎日の隙間時間に勉強しましたけど、そこそこは出来るようになりました。
実際に作ったものは、以下の通りです。WEBサービスを1つ、iPhoneアプリを11個、Androidアプリを1つって感じですね。
(清掃会社同士のマッチングサービスです)
Taro Horiguchiの App を App Store で
(リンク先に11個アプリがあります)
Taro Horiguchi - Google Play の Android アプリ
(リンク先にたった1つだけアプリがあります。。)
他にもWEBサイトを5〜6個作ったんですが、もう紹介するのが面倒なので、ここは割愛させていただきましょう。。
「お前、1年で出来るようになったこと、大したことねぇじゃねぇか。俺はもっと高度なところまで速攻で行きたいんだよ」って方は、ここ見るのをやめてください。役に立つこと一切書いてありませんw
「ぼちぼちいいじゃん。んで、なにやったの?」って方は、もう少し見ていってくださいね(ハ〜ト)
独学するなら教科書が大事
独学をするにしても、とにかく教科書が大事です。プログラミングの教科書って、初心者向けとか入門とか書いてても、実際にそうでないことが多分にあります。
だから、いい教科書を選ぶのが、独学する最大のポイントになると、僕は思っているんです。
なのでここからは、僕がどんな教科書を選んで、プログラミングを始めたか。それをちょっと書いてみようと思います。
(ちなみに僕は教科書が外れること前提で、いつも3〜4冊くらいまとめて買っています。PHPならPHPの入門書を3冊。SwiftならSwiftの入門書を3冊って感じですね。もうAmazonでポチポチと)
プログラミングはWEBとアプリに分かれている
僕の中でプログラミングって、WEBとアプリの2つに分かれています。まあアプリをやってれば、いずれはデータベースとの連携とかで、WEBの知識が必要になるんでしょうが、とりあえず分かれてると、僕は思っています。
WEBっていうのはサイト(ホームページ)だったり、WEBサービスですね。さっき紹介したビルメンネットはWEBサービスです。
アプリっていうのは、スマホからダウンロードするそれですね。まあこれは馴染みが深いでしょう。
WEBの教科書
さて、まずはWEBから紹介したいと思います。ど素人がWEBのプログラミングを始めるのなら、この本が最高におすすめです。
あの谷藤先生が書いた「いきなりはじめるPHP」ですね。これはマジで分かりやすい。WEBサイトってこんな風に出来てたんだって理解が、一気に進むでしょう。
僕はプログラミング自体、この本から入りました。だからアプリをしたいって人も、時間があれば、この本から入ってみてください。気合を入れれば、週末の2日間で終わりますよ。
iPhoneアプリの教科書
iPhoneアプリを出したいのか、それともAndroidアプリを出したいのかで、選ぶ教科書は変わります。
てかあれなんですよ。iPhoneとAndroidでは、使う言語が違うんです。iPhoneはSwift、AndroidはJavaなんですよね。
ちなみに、Macを持ってない人は、iPhoneアプリを作ることが出来ません。
実際にリリースするのはもちろん、実機(スマホ)に移してのテストが出来ないんですよね。
なのでWindowsの人はAndroid、Macの人はiPhoneから始めるのがおすすめです。
(MacはAndroidも作れます。両方作れるMacは最高ですよw)

絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門 増補改訂第5版【Swift 3 & iOS 10】完全対応
- 作者: 高橋京介
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/11/30
- メディア: 単行本
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iPhoneアプリを始めるのなら、最初はこの本がいいと思います。この絶対に挫折しないシリーズは、iOSやSwiftのアップデートがあるたびに、新刊が出てるんですが、そのときの最新刊を買うといいでしょう。
ちなみに僕が始めたときは、このバージョンでした。

絶対に挫折しない iPhoneアプリ開発「超」入門【Swift & iOS8.1以降 完全対応】
- 作者: 高橋京介
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2015/03/02
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
まあ上記の青い本をかうといいでしょうね。これを書いてる今だと、それが最新みたいですから。
この本は本当に分かりやすいですよ。ガチのど素人に向けて書いてあります。
Androidアプリの教科書
ごめんなさい。このあとにAndroidアプリの教科書を紹介しようと思ってたんですが、僕Androidの教科書持ってないんですよね。。
じゃあなんでAndroidアプリを出せてるのかっていうと、それはクロスプラットフォームなるゲームエンジンを使ったからです。
Unityってやつを使えば、iPhoneとAndroid、どちらにも対応したアプリが作れるんですよ。
まだUnityに触れて日が浅いので、ツール系も作れるのかは分かりません。ただゲームならどちらでも作ることが出来ます。
iPhone&Androidアプリの教科書

Unity5の教科書 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座 (Entertainment&IDEA)
- 作者: 北村愛実
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/06/22
- メディア: 単行本
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そんなUnityにおすすめの本はこれ。プログラミングの素人でも、分かりやすい内容になってます。
Unityの使い方と、C#って言語の書き方は、これを見れば分かりますよ。
これからアプリを始めるのなら、絶対に挫折しないシリーズか、このUnity5の教科書をおすすめします。
最後に
プログラミングを始めるのなら、いきなりスクールに入るんじゃなくて、まずは独学で触れてみるのがいいんじゃないか?ってことで、話を進めてきました。
独学で触れてみて、プログラミングを楽しく感じた方は、その後スクールに入るなり、会社に就職するなり、独学を続けるなりすればいいと思います。
ちなみに、自分が今日までどんな流れで勉強してきたのかっていうのは、前に書いたことがありますので、よければ参考にしてみてください。
プログラミングを始めて1年。自分がしてきた勉強内容を書いてみる - ホーリーのプログラミング日記
ザックリ言うと、WEBのフロントエンド→WEBのバックエンド→iPhoneアプリ(Xcode)→iPhoneゲーム(SpriteKit)→iPhone&Androidゲーム(Unity)って流れでやってきました
上記リンクの記事には書いてないですが、最近になってUnityに入門した次第です。まあUnityはいいですね。これ最高なんで、当分Unityをいじることになりそうです。
えー、めっちゃ長くなりました。以上、プログラミングスクール不要論 独学のすゝめ、でした。