WEBサービスからアプリ開発まで。今日まで自分が買ったおすすめ本を全部紹介してみる
【最終更新日 2018/09/20】
今日まで自分が買った、おすすめのプログラミング本を全部紹介してみようと思います。
プログラミングの本ってあれじゃないですか。「初心者向け」とか「入門」とか書いてあっても、全然そうじゃないことが多々あるでしょう。
これ思いっきり中級者向けじゃねぇか。。
と思ったことが、僕にも10回くらいはあります。
おかげさまでそれなりに沢山買ってきましたw
これは実際の本棚なんですが、まあ読んでない本もありますよ。
ただめちゃくちゃ役に立った良書も多いので、それらを紹介してみようと思います。
WEB→アプリの順で紹介していきますので、もしもアプリにしか興味のない人は前半部分を読み飛ばしていただけると幸いです。
実際の勉強方法については前に書いたことがあります。もしよろしければ、こちらもご覧ください。
「これから紹介する本を使って、何が出来るようになるの?」って話なんですが、とりあえず今日まで僕が作ったモノの一覧はこんな感じです。
【WEBサイト】
(さりげなしに自分の会社)
【WEBサービス】
(清掃会社同士のマッチングサービス。登録企業数250社)
【アプリ】
Taro Horiguchiの App を App Store で
(iPhoneアプリ。28本)
Taro Horiguchi - Google Play の Android アプリ
(Androidアプリ。24本)
基本的に本で得た知識を元に作りました。あとはググり倒した感じですね。
えー、前置きが長くなりました。では一気に紹介していきましょう。
いきなりはじめるPHP
これはプログラミングの入門書として最高の本だと思います。みんなが挫折しがちな環境構築について、これほど丁寧に書いてる本はありませんね。
仮にPHPを使う予定じゃなくても、最初の1冊はこれがいいと思います。
ページ数は割りと少なめなので、気合を入れれば週末の2日間で終わりますよ。
プログラミング初心者にマジでおすすめしたい本はこれ1冊 - ホーリーのプログラミング日記
スラスラわかるHTML&CSSのきほん
WEBと言えば、なにはともあれHTMLとCSSですよね。
んで、それのおすすめ本はこれなんですよ。スラスラわかるHTML&CSSのきほん。
極端なことを言えば、僕はHTMLとCSS関係は、この本しか読んだことがありません。それでも不満のないくらい、書けるようになりました。
今だとレスポンシブWEBデザインを網羅した第2版が出てるみたいなので、これから買う人は、こっちの方がいいのかもしれません。
実際にサイトを作るなら、ドットインストールの動画もいいですね。僕はよく参考にしています。
有料会員限定(月額980円)なのが痛いですが、課金する価値は十分にありますよ。
気づけばプロ並みPHP
気づけばプロ並みPHP~ショッピングカート作りにチャレンジ!
- 作者: 谷藤賢一,河原健人
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2013/10/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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気づけばプロ並みPHP。これは上記した「いきなりはじめるPHP」の続編ですね。
同じ著者(谷籐先生)が書いた本なので、これも漏れずに良書です。
正直に言えば、僕はこの本を読んでプログラミングを身に付けました。
コード書きまくりの内容なんですが、これを全部やればプログラミングの基本はマスター出来てますよ。
「とにかくプログラミングを覚えたいんだ」って人に本気ですすめる1冊です。
僕は全部やるのに3週間くらいかかりましたね。毎日数時間勉強して。
よくわかるPHPの教科書
よくわかるPHPの教科書。これは主にSQLの勉強をするのに役立ちました。データベースに接続するあれですね。
上記した「気づけばプロ並みPHP」で、PHPの基礎は分かってたんですけど、MySQLの知識が薄かったんですよ。それを埋めるのに活用したって感じですね。
なので、全部は読んでません。後半の方にあるSQLの部分だけ参考にさせていただきました。
確かな力が身につくJavaScript「超」入門
確かな力が身につくJavaScript「超」入門 (確かな力が身につく「超」入門シリーズ)
- 作者: 狩野祐東
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2015/10/30
- メディア: 単行本
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確かな力が身につくJavaScript超入門。これはHTMLのときと同じ、狩野先生の本ですね。
サイトのスマホ対応を考えたときに、やっぱJavaScriptの知識は必須だと思ったんですよ。
小さなスマホの画面にコンテンツを収めようとすると、やっぱJavaScriptが必要になりますね。
そんなわけでこの本を買いました。さすが狩野先生の本だけあって、非常に分かりやすい。入門に最適な1冊だと思いました。
作りながら学ぶJqueryデザインの教科書
作りながら学ぶjQueryデザインの教科書。これも狩野先生の本ですね。
JqueryっていうのはJavaScriptのフレームワークなんですが、ようは頻出するJavaScriptの処理がコンパクトにまとめられてるんですよ。書くのが楽です。
んで、この本には今どきのオシャレな処理が沢山載ってるので、非常に便利でした。
スマートなサイトを作りたい人にこそ、おすすめの1冊ですね。
HTMLとCSSのみだと、どうしても鈍くさくなってしまうので。
レスポンシブWebデザイン「超」実践デザイン集中講義
これはレスポンシブWEBデザイン、ようはパソコンとスマホでデザインを変えるための本ですね。なんかCSSをごちょごちょイジって。
今どきのサイトはスマホからのアクセスがメインなので、レスポンシブWEBデザインの知識は必須でしょう。
ただ、正直に言えば、この本はそこまで役に立たなかったんですよねw
ドットインストールのこの動画の方が参考になりました。
一応、レスポンシブWEBデザインの本でおすすめするとしたら、これになるって感じですかね。基本的なことは全部載ってましたよ。
Bootstrap4ファーストガイド
Bootstrap4ファーストガイド―CSS設計の手間を大幅に削減!
- 作者: 相澤裕介
- 出版社/メーカー: カットシステム
- 発売日: 2018/05/01
- メディア: 単行本
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実は僕はCSSが苦手なんですよ。あれって思いっきりデザインセンスを求められるじゃないですか。
そんなわけで手を出したのがBootstrapですね。CSSフレームワークの。
これ使えばCSSを楽に設定出来るのはもちろん、デザインもそれなりになるので便利です。
今は4が主流らしいですが、僕がAmazonで検索したときはこの本しかなかったんですよね。
内容も分かりやすかったんで、特に不満はありません。
ドットインストールのこの動画を併用すると、理解力が一気に高まるでしょうね。
絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門
絶対に挫折しない iPhoneアプリ開発「超」入門【Swift & iOS8.1以降 完全対応】
- 作者: 高橋京介
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2014/12/20
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログ (3件) を見る
ここからがアプリの本になるわけですが、僕はとりあえずiPhoneアプリから手を出しました。
iPhoneはSwift、んでAndroidはJavaって言語で作られています。なのでとりあえずSwiftの勉強から始めたわけですね。
んで、この本は最初の1冊目にマジでおすすめです。アプリ初心者はまずこれを買ったほうがいいと思いますよ。
Swiftって言語もそうなんですけど、iPhoneアプリを作るのはXcodeってソフトを使いこなさないといけないんですよ。
その両方に対して丁寧な説明が載ってる本なので、ド素人に優しい本ですね。
常に最新版が出ているので、今買うならこれがいいんじゃないんでしょうか。
絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門 増補第6版【Swift 4 & iOS 11】完全対応 (Informatics&IDEA)
- 作者: 高橋京介
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/11/22
- メディア: 単行本
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SwiftもXcodeも常にアップデートされていくので、買うなら最新のものを買ったほうがいいと思います。
SwiftではじめるiPhoneアプリ開発の教科書
Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書 【iOS 8&Xcode 6対応】
- 作者: 森巧尚,まつむらまきお
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2014/10/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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SwiftではじめるiPhoneアプリ開発の教科書。これもXcode&Swiftの入門書なんですけど、絶対に挫折しない〜、よりは実践的ですね。
初心者が知りたいだろう処理について、結構書いてありました。
AからBってページに画面繊維するとき、そのAの画面の値をBに移すにはどうしたらいいか、みたいなことが、ちゃんと書いてあるんですよ。
初めてアプリをリリースするときは、これとドットインストールの動画をよく見ていました。
絶対に挫折しない〜を持ってれば、こっちは買わなくてもいい気がするんですが、僕は両方持っててよかったなと思います。
こちらも今は最新版が出てますね。本のタイトルが変わってるんですけど、著者が同じなので恐らくこれでしょう。
作って学ぶ iPhoneアプリの教科書 【Swift4&Xcode 9対応】 ~人工知能アプリを作ってみよう! ~(特典PDF付き)
- 作者: 森巧尚,まつむらまきお
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2017/12/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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iPhoneのゲームアプリをつくろう!
Xcodeでゲームを作ろうとして買ったのがこの本。SpriteKitの本ですね。
これは上記の「SwiftではじめるiPhoneアプリ開発の教科書」と著者が同じです。森さん。
これはマジで良かったですね。サンプルゲームが4本くらい載ってるんですが、そのどれもが分かりやすい。
この本をパクる感じで、ゲームを3本リリースすることが出来ましたw
SpriteKitでゲームを作る人がどのくらいいるのか分かりませんが、もしもSpriteKitを始めるのなら、この本が分かりやすくておすすめですよ。
(後述するんですが、個人的にはスマホゲームはUnityで作るのがおすすめです)
SpriteKitではじめる2Dゲームプログラミング
SpriteKitではじめる2Dゲームプログラミング Swift対応 (Smart Game Developer)
- 作者: 村田知常,原知愛,近藤秀彦,山下佳隆
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2015/02/28
- メディア: 大型本
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これもSpriteKitの本です。「iPhoneのゲームアプリをつくろう」よりも内容は難しいですね。
正直に言えば全部やってないんですよ。最初の方に横スクロールゲームを作るサンプルが載ってるんですが、そこまでしか手を付けていません。
このあたりでSpriteKitからUnityに転向しました。
ちなみにこのとき作ったゲームが意外とダウンロードされてるんですよね。泳げおっさん。
1万7千ダウンロードくらいされました。ほんとまさかのw
Unity5の教科書
Unity5の教科書 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座 (Entertainment&IDEA)
- 作者: 北村愛実
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/06/22
- メディア: 単行本
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スマホでゲーム作るならUnityだってことで、Unity5の教科書を買いました。
Unityはすごいんですよ。Xcodeと同じような感覚で使うんですが、なんとiPhoneとAndroidが同時に作れるんです。
普通は別ですからね。iPhoneアプリはXcodeでSwift。AndroidアプリはAndroidStudioでJavaですよ。
それがUnityでC#だと一緒に作れるんです。それもゲームだけじゃなくツール系もいけますね。アプリ全般OKです。
そんな夢のようなソフトを学ぶべく買ったのがこの本。
これマジで丁寧な本でしたね。解説が本当に丁寧。Unityに入門するなら、この1冊しかないと思います。
今は最新版が出てるので、買うならこっちでしょうね。
Unityの教科書 Unity 2018完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座 (Entertainment&IDEA)
- 作者: 北村愛実
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2018/06/21
- メディア: 単行本
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UnityではじめるC#
UnityではじめるC#。これも最高。実際のゲームの作り方がちゃんと書いてあるんですよね。こんなに実践的な本は、今日まで読んだことなかったです。流行りの脱出ゲームの作り方も非常に丁寧に載ってたし。
細かいことを言うと、スタート画面とか、ステージ選択画面と言った、メインとは関係のないところまで、丁寧に解説されてたのが印象的でした。
初心者のときって、実はそういうところが分からないんですよね。ちゃんとフォローしてくれてる本は少ないですよ。
Unity5 3D/2Dゲーム開発実践入門
Unity5 3D/2Dゲーム開発実践入門 作りながら覚えるスマートフォンゲーム開発
- 作者: 吉谷幹人
- 出版社/メーカー: ソシム
- 発売日: 2015/07/24
- メディア: 単行本
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元祖Unity本と言えば、多分これ。上記の2冊が出版されたのは割りと最近なので、それまではみんなこれを参考にしていたはずです。
ただこれ、ちょっとだけ難しいんですよね。あとゲームは3Dがメインです。2Dは最後に横スクロールゲームを1本紹介してるだけでした。
ただ、それを見てUnityで横スクロールゲームを出せたので、この本の価値は高いですよ。
あと、Unityでのアプリリリース方法について、一番詳しく書いてるのはこの本ですね。いつもリリースするときには参考にしています。
Unityの寺子屋
先ほど紹介したUnityではじめるC#の続編ですね。この本が最高に良かったんですよ。
これを読んで、僕は著者である「いたのくまんぼう」さんの大ファンになりました。
役に立つを通り越して感動したんですけど、詳しいことは下記記事をご覧くださいw
Unityの寺子屋を読んで、そのあとがきに感動した話 - ホーリーのプログラミング日記
とにかくあれです。Unityで2Dゲームを作るのなら、「UnityではじめるC#」と「Unityの寺子屋」は必読ですね。
この2冊を読むだけでも、色んなゲームを作れるようになりますから。
脱出ゲーム。物理パズルゲーム。放置ゲーム。クッキークリッカーゲーム、横スクロールアクションゲーム。
解説も丁寧だし、何より「これからゲームを作りたい」って人に対して本当に親身です。
こんなに配慮が行き届いた本も、そうそうないでしょうね。心からおすすめする1冊ですよ。
バカ売れアプリ生活
これはプログラミングの本ではないんですが、アプリの収益化をしたい人におすすめの本です。
1DLごとの収益性を最大化させるような方法が載ってますね。実は何度も読み返してる1冊ですw
最後に
自分がおすすめのプログラミング本を全部紹介してみました。
こうやって振り返ると、僕は沢山の良書に助けられてきたんだなと感じます。
丁寧な本を書いてくださった著者の方々には、本当にありがとうございますしか言えないですね。
これからもおすすめの本を見つけたら、ちょいちょい追記していこうと思います。