アプリ界の王者Voodooがヤバイ
しかしApp Storeの無料ゲームランキングを見るとVoodooがすごいですよ。
ごいすー、でございます。
赤枠のゲーム、これ全部Voodooのそれですね。
1位はもちろん、10位圏内に3本も入ってますからね。マジでヤバイっす。
しかとVoodoo書いてあります。
んで、このVoodooなんですけど、調べてみたところフランスの会社らしいですね。
全世界で注目されているゲームパブリッシャー「Voodoo」とは? | スマホアプリのカスタマーサポート代行のアディッシュ
現在、スマートフォンゲームアプリ業界で注目されているゲームパブリッシャーの1社は、フランスの「Voodoo」社。2017年11月、Apple App Storeの全世界ダウンロード数で、「Google」に次ぐ第2位のパブリッシャーになっており、ゲームパブリッシャーではダウンロード数世界第1位です。
ダウンロード数でGoogleに次ぐ2位。ゲームパブリッシャーとしては1位ですよ。
んで、この記事読んで知ったんですけど、Voodooって自社では開発をしてないんですね。
「Voodoo」社は、本年5月から11月の7ヵ月間で、ダウンロード数100万を超えるゲームを8アプリ誕生させています。
これは現実的にあり得るのでしょうか? 大手のパブリッシャーでしかできないはずです。
では何故スタートアップの「Voodoo」にはできるのでしょうか? それは「Voodoo」社はゲームを開発していないからです。「Voodoo」社は、ゲームを開発しない代わりに、世界中のゲーム開発会社とコンタクトし、彼らが開発しているゲームを大量に収集して、それを分析・改良し「売れる」ものだけをリリースしています。これにより100万ものダウンロード数を達成できるゲームアプリを、短期間で多数リリースすることが可能となっています。
それを裏付けることとして、「Voodoo」のウェブサイトのトップページは「We help you create a hit game (SEND YOUR GAME)」(弊社は、貴社がヒットするゲームを作ることをお助けします。貴社のゲームを送ってください)となっています。
売れるゲームを探して、それリリースするのに徹してるんだとか。
んで、なんでVoodooのゲームがここまでダウンロードされるのかっていうと、これって広告の効果が非常に大きいんじゃないでしょうか。Voodooゲームって動画広告でよく目にしますよね。そんなことないですか?
Applovinの坂本さんもそう言ってるんで、多分間違いないんでしょう。
— Tatsuo Sakamoto (@tatsuosakamoto) June 20, 2018
僕、言われるまで気付かなかったんですけど、Voodooゲームって基本的に無音なんですね。とりあえずリリース直後はそうなってることがデフォルトらしいです。
NASPAPAさんが、そのへんをツイートしていました。普通と逆だって。
大抵個人のゲーム作りっていったら
— NASPAPA APP@ゲームアプリ開発 (@NANDEMOYARUDEN) June 20, 2018
・ビジュアルは最後に仕上げる(エンジニア多いから)
・満足して貰うためにボリューム上げ
・盛り上がるBGMつけよう
これら全く逆の手法という。
・ビジュアル最重要視
・ボリューム気にしない、とにかく1つ目のステージに全力
・音一切不要(売れたら追加)
いや、Voodooは勉強になることが多いですよ。とりあえずVoodooゲームは一通りプレイしてみようと思っています。
P.S.
Voodoo、ゴールドマンサックスから、200億円調達してるんですね。先月末に。
ゲームのブードゥー、ゴールドマンが出資 - NNA EUROPE・フランス・マスコミ・出版・広告
坂本さんからのリプで知りましたよ。
引用されてた❤とりあえずゴールドマン・サックスから200億円調達したって事実は参考情報として追記しておくとよいかと! https://t.co/VjNf44OrJx
— Tatsuo Sakamoto (@tatsuosakamoto) June 21, 2018
自分でVoodooに関すること書いといてなんですけど、もうどこへ行くのか分かりません。
この会社、どこまで行っちゃうんでしょうね。