かっぱ is beautiful
かっぱ寿司の合理性が好きなんですよ。あるじゃないですか。巨大回転寿司チェーンのかっぱ寿司。
個人的に毎月通ってるし、家族でも2ヶ月に1回は必ず行っています。
安いとか安いとか安いとか、うちの近所の回ってない寿司屋と味変わらないとかあるんですけど、一番好きなのは合理的なところですね。
よその回転寿司に行くことがないので分かりませんが、かっぱ寿司って回転寿司にあらずです。
レーンはあるし、何なら上下2段になってるんですが、どちらも寿司は回ってないんですよね。
タッチパネルで注文した寿司が、レーンを流れてくるんですよ。店員さんの代わりにレーンが持ってきてくれると言うわけです。
また最近では、ビールを注文した際も、ロボットが持ってきてくれます。
R2D2の頭が無いようなロボがいるんですよ。そいつが可愛く運んできてくれるんですよね。
もちろん昔の回転寿司のように会計で皿を数えるようなことはありません。
タッチパネルで注文してるので、会計金額はすでに出てるんですよね。
ザ・合理的。僕はかっぱの合理性が本当に好きです。
自動化にこだわってるし、徹底的に人間を排除しようとする姿勢が素晴らしい。
店内見たときに思いますもん。美しいって。てか思わず言ってしまってます。かっぱ is beautiful と。
んで、我らがプログラミングも、言ってしまえば自動化じゃないですか。自動化させるためにコードを書いてるわけですよね。
そんなこともあって、前は興味のなかった飲食店のオペレーションとか、ザックリ言うところの「経営」ってやつに興味が出てきたんですよ。
経営って言うと、人を雇うとか会社を大きくするってイメージじゃないですか。
でもこれも根本にあるのは自動化だと思います。
会社組織ってシステムを、自分抜きで走らせることでしょう。
だから、本質的にやってることは変わらないと思うんですよ。
日々の業務をループ分で回して、それぞれの例外処理を設けておくわけじゃないですか。
相手は人間なんでコードのようにはいかないですが、それでも業務の仕様書を書くのとアプリのコードを書くのは、そんなに変わらない気がします。
とにかく根本にあるのは自動化なんですよ。
そう思ったとき、かっぱの美しさに気が付きました。
かっぱ is beautiful