アプリでもYouTubeでもブログでもいいんですけど、「どれだけやったらどれだけ稼げる」みたいな質問する人いるじゃないですか。
当然初心者の方なんですけど、これは定期的に目にするやつですよね。
「アプリ10本作ったら生活できるようになりますか?」とか「動画100本公開したら月30万稼げますか?」みたいなやつですよ。
んで、基本的には「そんなこと聞いてるようじゃ、そもそも向いてない」みたいに一蹴されちゃうわけですよ。
確かにそんな人は向いてないかもしれませんが、聞きたくなっちゃう心情は理解できますね。
思うにあれは、アクセルを踏みたいんですよ。
こうやればOKなんだってことで、無心で取り組める状況を作りたいんだと思います。
例えば受験勉強ってアクセル踏みやすいじゃないですか。
試験の日も決まってるし、合格ラインも決まってる。んで、模試やら過去問で都度確認できるでしょう。
偏差値って数字で目標までの距離も見えるから、迷わずガンガンいけると思います。
反対に仕事はアクセル踏みづらいことが多いでしょう。
特に会社勤めの場合、きっちりアクセル踏めてる人は少ないかもしれません。
入社した当初はガンガン働いてても、その結果給料が上がらないとか、逆に他の仕事を振られるだけってことになり、アクセル踏むのをやめちゃう人もいると思うんですよね。
何ならアクセルから足を離して、クリープで進んでるだけ、みたいな。
もちろん全員がそうではないし、営業の方とかは踏みやすいのかもしれませんが、受験勉強と比べたら俄然踏みづらいと思います。
んで、そこに持ってくるのが副業ですよ。冒頭に書いたYouTubeやらブログやらアプリ開発。
これは自由な分、どうやってアクセル踏めばいいのか困っちゃうと思うんですよね。
だから、どこまでやれば〜、って質問に繋がるんだと思います。
んで、実際問題アプリ開発とかアクセル踏みづらいじゃないですか。
そもそも当たるかどうかも分からないし、自分が苦手なパートも沢山あるでしょう。
コード書くのはいいけどデザインがダメとか、宣伝するのが気恥ずかしいみたいに、アクセル踏みづらいことって多いと思うんですよ。
だから逆を返せば「アクセル踏みやすい状況を作る」っていうのは、非常に重要なことだと思います。
もちろん、他人に質問してるようじゃダメですよ。そんなのはナンセンス。
でも、とにかく自分で創意工夫する余地がめちゃくちゃある場所だと思うんですよね。
アクセルベタ踏みできるかどうかっていうのは、大事なポイントだと思います。
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えー、ここから先は余談っていうか、個人的な取り組みなんですが、僕はツール系アプリを作る際にはキーワードから先に決めるんですよ。
一定数以上のダウンロードが見込めるキーワードを先に探して、それに沿ったアプリを作ることがほとんどなんですけど、これは個人的な戦い方でもあり、アクセル環境構築でもあります。
具体的には、タイトルとサブタイトルを先に決めてから開発することがほとんどです。
こうすると、作るべきアプリが明確になるし、参考にするべき競合も具体的になるじゃないですか。
結果的に迷わず開発に集中できるようになるんですよね。
逆にこれをやらないと、作ってる最中も迷っちゃうんですよ。「本当にこれでいいのかな?」とか「作っても全然ダウンロードされないんじゃないか?」みたいな。
そういう邪念を振り払うために、先にタイトルとサブタイトルは決めきってから開発しています。何ならスクショに掲載するキャッチフレーズも。
迷ってる時間は無駄だし、1秒でも長くアクセル踏みたいじゃないですか。なのでキーワードから先に決めてますね。
万人に当てはまることじゃないし、ケースバイケースですが、個人的にはそうやってアクセル踏みやすい状況を作っております。
まあ
そうやって取り組んでもダダ滑りするのがアプリ開発なんですけどね
そこが最高に楽しいところでしょう。