結果より過程
よく「結果が全て」とか言うじゃないですか。「プロは結果が全て」とか「仕事は結果が全て」みたいな。
確かにこれは事実ですよ。アウトプットにこだわらなければプロじゃない、とも思います。
でもあくまでも外向きの言葉ですよね。家の外に出れば結果が全ての世界ですが、少なくとも家の中、自分の中では過程の方が大事だと思っています。
結果を出すためには、何かしらの取り組みをするわけですけど、それぞれの成功確率ってあるじゃないですか。
例えばAって取り組みは成功率30%で、Bは1%だったとしましょう。
仮に今年1年同じ結果が出たとしても、5年10年と見ればAの方が上手くいってるでしょう。
ビリヤードで同じようなことがあるんですよ。
1番ボールを入れて2番ボールへポジションする際、選択肢って複数あることが普通なんですよ。2個ないし3個あることが多いです。
んで、初めて対戦した相手が、そのなかのリスキーな選択肢を選んでたら「こいつには負けねーな」って思います。
1番から2番へのポジション。求めてる結果は同じ。でも成功確率9割でなく7割の手段を選んでたら、そりゃ長期的に見て負けないなって思いますよね。
その場は成功させてたとしても、勝負が長引けば長引くほど、自分が有利だなと感じます。
まあ
そういう相手に試合で負けて、やけ酒飲むところまでがビリヤードなんですけど
とにかくそういうことあるんですよ。
あまりやったことないんですけど、麻雀やポーカーも同じですよね。
確率の高い手を選んでったほうが最終的に勝ちやすくなるので、長期的に見れば実力通りの結果が出ると思います。確率に沿って収束するというか。
えー、まあそういうことがあるので、外向きには「結果が全て」と言いますが、内向きに対しては「過程が全て」と思っています。
アプリ開発だと何だろ?例えば月10万稼いだとするじゃないですか。これアプリだと半端ない大金ですよね。
開発者の方なら分かっていただけると思いますが、アプリ月10万はヤバい。金を掘り当てたようなものですよ。
でも、失礼ながらラッキーな10万と、そうでない10万があるじゃないですか。
先述の例で言えば、成功率30%の取り組みをしてきた10万と、1%の取り組みをしてきた10万があるわけですよ。
その場では同じ月10万ですが、20万30万と伸ばしていけるのは前者だし、何なら後者は半年後にゼロになってる可能性もあると思います。
確率の高い手段を繰り返して結果を出す。この流れが重要だと思ってるので、結果より過程だと思ってるんですよね。
P.S.
一撃で一生分稼げるのなら、確率の低い手に賭けるのもありですよね。
あくまでもリターンによりますが、めちゃくちゃな大金稼げるのなら、確率の低い手にベットするのも俄然ありでしょう。