ホーリーのプログラミング日記

ホーリーのプログラミング日記

エキセントリック・スーパーアプリクリエイター / アプリ総DL数 約180万 / 全然分からない 俺は雰囲気でアプリを作ってる / iOS : apple.co/3m3HxSm / Android : bit.ly/3ma0liZ

数撃ちゃ分かる

 

「数撃ちゃ当たる」っていうか、実際には「数撃ちゃ分かる」だなって話。

 

昨日友達とビリヤードやったんですよ。仲の良い仕事仲間なんですけど、前々から一戦交えたいと言われてました。

向こうは本当の素人なんですよ。そりゃ何回かはやったことあるんでしょうけど、プレイヤーである私の相手にはなりません。徹底的に返り討ちにしてやりましたw

 

んで、ゲーム中にバッチバチ強打する相手を見て、冒頭の話を思ったんです。数撃ちゃ当たるっていうか、分かるだなと。

ビリヤードも最初はそうじゃないですか。バチーンと強く打って、何か入ることを願うでしょう。あれこれ当たり散らした挙げ句、適当なボールが入ればラッキー。それが9番なら最高です。

最初はみんなそんな感じなんですが、上手くなるにつれ、段々と運任せではなくなるわけですよ。

 

適当に撞く(つく)→結果見る→適当に撞く→結果見る→適当に撞く→結果見る

 

そうやってるうちに、どうすれば入るのか分かるし、次狙うボールのことも考えるようになります。

狙う場所とかボールの動きは理詰めの世界なんですが、頭で理解する人は全然いなくて、体で分かるんですよね。失敗と成功を繰り返すうちに。

 

===

 

んで話はアプリ開発に移るんですけど、これも数撃ちゃ分かりますよね。

僕は多分90本くらいはリリースしてるんですよ。100は行ってないですが、90は行ってるはずです。面倒なんで最近は数えてないんですがw

これだけアホみたいにリリースしてれば、どうすれば上手くいくのかは大体分かってきます。

 

まあ内訳の9割がツール系なので、主にツール系のことしか分からないんですけど、それでも大体分かるようになりました。

(ゲームはこれからやっていきましょう)

 

とにかくアプリも数打ってれば何かしら当たりますよ。「当たる」の定義にもよりますが、まあ月1万にはなるでしょう。10本くらい適当にリリースすれば、1本はそんなことになるんですよ。

そこで「10本リリースすれば月1万か。よーし、とりあえず100本リリースして月10万稼ぐぞー」みたいなテンションになっても構わないんですが、100本リリースする頃には変わってるはずです。

段々と精度が上がってくるんで、月1万のアプリなら高確率で作れるようになってるでしょう。だからその頃に10本リリースすれば、普通に月10万は超えるんですよ。

 

まあこんな感じで、「数撃ちゃ当たる」って言葉は間違いないんですが、実際のところは「数撃ちゃ分かる」だなと思います。

ビリヤードもアプリ開発も、とりあえずバッチバチに強打するところから始めるといいでしょう。

広告の相性問題

 

最近久しぶりにゲームを作ってるんですが、やっぱゲームは広告との相性がいいですよね。ツールと比べて俄然貼りやすい。

一段落する隙間もあるので、そこにインタースティシャル差し込めるし、なんだかんだリワードの置き場所にも困らないですよね。

基本的にバナーがメインになりがちなツールとは違うなと実感している次第です。

 

そんなわけで今回は広告の相性問題について書いてみたいと思います。

お伝えするのは、ざっくり以下の3点。

 

・ゲーム × 広告の相性

・Andoroid × アダプティブバナーの相性

・ツール系 × アフィリエイトの相性

 

それぞれ順番に書いていきましょう。

まずゲームなんですけど、冒頭でも書いたとおり広告との相性いいですよね。

スマホアプリ出して広告費を稼ごうと思ったら、とりあえずゲームを考えるのが吉だと思います。

 

例えばゲームとツールで同じDAUだったとするじゃないですか。仮に千人としておきましょう。

これ、収益にはかなり差が出ますよね。最近ゲーム作ってないので具体的な数値が出てきませんが、10倍以上の差が開いてもおかしくないと思います。

ツールにはインタースティシャル差し込みにくいのはもちろん、リワードの置き場なんか基本ないですからね。このくらいの差は出るかと思います。

 

とにかくゲームと広告は相性がいい。

 

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次はAndoroidアプリとアダプティブバナー(AdMob)の相性なんですけど、これめちゃくちゃいいですよね。

iOSでツール系出してバナー広告貼るじゃないですか。これeCPM100円ですよ。てか100円切るのも普通だと思います。

んで、Andoroidでツール系出してアダプティブバナー貼るじゃないですか。これeCPM1000円超えたりするし、なんなら1500円すらも超えますからね。

 

同じGoogle同士だからか分かりませんが、Andoroidとアダプティブバナーと相性ってめちゃくちゃいいんですよね。

僕のAndoroidアプリは全くダウンロードされないんですが、単価の差が10倍以上あるおかげで、トータルの収益はそこまで差がありません。

 

最初は特定のジャンルだとeCPMが高くなると思ってたんですよ。例えばアドセンスだと金融系が高いとかありますから。

でもそんなことないですね。10本以上のアプリで同じことが起きてるので、単純にAndoroid × アダプティブバナーが高単価になるんだと思います。

 

アダプティブバナーに変えて2年くらい経ちますが、eCPMが下がる気配がない。普通のバナー広告だったときの単価を忘れてしまいましたが、アダプティブバナーに変えて高くなったのは確かです。

本当はiOS × アダプティブバナーが高単価になればいいんですけどね。

 

===

 

えー、次はツール系 × アフィリエイト広告の相性ですよ。先日人生3回目のアプリ×アフィに挑戦してまいりました。

アプリ×アフィの可能性を追求すべく、我々はアマゾンの奥地へと向かった… - ホーリーのプログラミング日記

 

いつもなんだかんだで撤退しちゃうんですけど、チャンスがあるのは確かなんですよね。なんせ発生はしますから。

 

そもそもの話で、アプリにアフィは向かないと思うんですよ。なんせほら、アプリはストック型でサイトはフロー型じゃないですか。

仮に月初めのDL数が1万あったとして、月末に1000〜2000人は残っててくれるでしょう。サイトにこれはない。月初めから月末まで、同じ記事見てくれる人なんていないですからね。

アフィは一期一会だと思うので、本当はサイトのようなユーザーが駆け抜けてくれるスタイルの方が向いてると思うんです。

 

でもアフィリエイトで儲かるジャンルを考えたときに、アプリの可能性を感じてしまうんですよね。

 

* 脱毛・脱毛器

* 肌ケア・美肌

* ダイエット

* 健康食品・サプリメント

* 求人・転職・アルバイト

* カードローン・キャッシング・消費者金融

* FX

* クレジットカード

* 育毛剤・育毛シャンプー・白髪染め

* 車買取・車査定

* 引越

* モバイルWi-Fiルータ

* 宅配・ウォーターサーバー

 

ざっとこんな感じなんですが、どれもSEOの上位表示は困難ですよ。ほぼ無理ゲー。

でも、アプリストアなら容易ですよね。例えば健康系の記録アプリを作って、それをASOで上位表示するのって、そんなに難しくはないでしょう。

そこで関連したアフィ広告を載せれば、場合によっては結構稼げることと思います。

 

取らぬ狸のなんちゃらですが、仮に新規ユーザーの1%が一撃1万の広告に申し込んでくれたとするじゃないですか。んでそのまま確定までしたとしましょう。これでLTV100円の底上げですからね。

ツール系 × アフィには、なんだかんだで可能性があると思います。

 

クリック報酬型広告の広告をあれこれ試すくらいなら、アフィに力注いだほうがいいんじゃないでしょうか。まあ僕はどちらもやってないんですけどw

 

===

 

上記の3つで終わりにするつもりでしたが、最後にユーザー × 広告の相性について書いておきましょう。

まあこれは単純に「いらない」と思われてますよね。つまり相性最悪。ユーザーにとって広告は不要なものなんですよ。

 

でもそれで広告外せるかと言われれば、外せないのがアプリ開発

 

載せたくないけど、載せねばならん

 

つまり武士道。斬りたくないけど、斬らなきゃいけないんです。

アプリ開発は武士道に通じると覚えておきましょう。

ストアのどこ見てるのか問題

 

アプリ開発してる人って、みんな多かれ少なかれストアを見てると思うんですよ。AppStoreであったりGooglePlayを。

んで、僕もストアは適当に見てるんですが、本当に適当っていうか限定的です。

他の方がどこを見てるのか分かりませんが、ちょっと自分が見てるポイントを書いてみたいと思います。

 

===

 

先に結論から書くと、僕は「検索」の「見つける」しか見てないんですよ。

 

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「Today」とか「ゲーム」を見てる方も多いと思いますが、僕は「検索」の「見つける」だけですね。

ちなみにiPhoneユーザーなので、GooglePlayは全く見ておりません。それゆえ僕のアプリはAndoroid版が全然DLされないんだと思います。

 

えー、んでこの「見つける」ですけど、単語が4つ並んでるじゃないですか。これって今のトレンドワードですよね。

まさに今、多くの人が検索してるワードかどうかは知りませんが、どれも一定のボリュームがあるワードが並びます。

なので、それらのワードでどんなアプリが表示されるのか適当に見てるんですよ。

 

まあ今回の4つだと、特に興味のあるものはありませんね。

でも、毎回見てると結構あるんですよ。「何でこのアプリが入ってんだ?」ってことが。

そうなると、そのアプリを作ってる人の他のアプリを見たり、該当ワードのサジェストをチェックしたりしています。

 

広告パワーで入ってることもあるんですけど、「なんでだろ?」って思ったときは大体隙間が空いてるんですよね。ようはチャンス。自分の入り込む余地があったりします。

やたらと見た目がダサいアプリだったり、レビュー件数が少ないアプリがあったりする場合は、その理由を考えたりしています。

 

はい。僕が見てるのはこれだけですね。だから、こないだ1ヶ月近く「見つける」が更新されなかったときは、見るところがありませんでした。

むしろ、「ここ見とけやー!!」っておすすめがあれば、教えていただけると助かります。

レビューに返信した方がいいのか問題

 

アプリにレビュー書いてもらえることあるじゃないですか。あれに返信するべきか否かって話です。

先に結論書くと、返信した方がいいんですよ。僕は2%くらいしか返してませんが、基本的に返信はするべきだと思います。

するかしないかで言えば、そりゃした方がいいですよね。「ありがとう」って返したほうがいいし、またそれを見た他の人が好感を持ちますから。

 

レビューに返信はするべきでしょう。

 

はい。これでこの話は終わりになっちゃうんですが、「返信した方がいいな」と思ったキッカケをダラダラ書きたいと思います。

 

===

 

あのー、あれなんですよ。うちは毎週水曜日に家族4人で外食をする決まりになってるんです。僕と妻と子供2人の4人で。

それで月に1回は新規開拓ってことで、気になる店に行ったりしています。

 

でも、週に1回しかない家族団らんの時間だから、それはそれは店選びも慎重になるわけですよ。

入ったことのない店に行って、失敗するのはしょうがない。でも週一の家族の時間だから、ベストを尽くしたいじゃないですか。

それで食べログやらGoogleマップやらインスタグラムやらを見て、あらゆる角度から検討するわけです。この店は家族の幸せな時間を持てる店かどうかを。

 

んで、近所に気になる店があったんですよ。九州料理の。正月にふるさと納税で食べた馬刺しが美味しかったこともあって、我が家に九州ブームが来てたんです。

「そういえば近所に九州料理の店あったね」なんて言いながら、いつものように、あらゆる角度から検討してました。

正直な話、微妙だったんです。良くはないけど悪くもない。でもそんな店に行って幸せな時間が過ごせるかどうか疑問でした。

 

でもよく見たら、その店のオーナーがGoogleマップのレビューに返信してたんですよ。それも全部に対して丁寧に。

その返信が決め手になって、いつだったかの水曜日に行ってきました。

 

先に結論書くと、これがめちゃくちゃに不味かったんですよ。あんな不味い店は久しぶりでしたね。

接客。店内のBGM。テーブルの位置。全部がおかしかった。

 

この時点でめちゃくちゃマイナスなんですけど、料理で合格点まで来るかもしれない。料理が全てを帳消しにしてくれるかもしれない。そう思いながら待ちましたよ。もつ鍋を。

これが可もなく不可もない味なんですが、それまでのマイナスがデカすぎるせいで、めちゃくちゃ不味く感じるわけです。

 

それでさっさと帰るんですけど、帰り道に考えるわけですよ。どうしてこうなったのかと。

どこでどうして家族の時間を台無しにしてしまったのかと考えたわけですが、答えは1つしかありません。

 

レビューの返信です

 

ここでようやく、レビューに返信することの大切さに気付きましたね。

求むシンプル

 

家系ラーメンが好きなんですけど、時間帯でライスの有料無料が切り替わる店が解せないんですよ。

あるじゃないですか。11〜14時ライス無料みたいな店が。これが解せない。

「いつでも無料にせい」みたいな、ヤクザなことを言いたいんじゃないんです。無料か有料なのかハッキリしてほしい。

 

時間帯で無料に出来るなら常に無料にしてほしいし、出来ないのなら常に有料にしてほしいんです。

「お前は有料無料どっちにしたいんじゃ!!」って思っちゃうんですよ。

ちなみに僕がよく行く店はライス有料です。でも不満はありません。なぜなら常に有料だから。

 

この流れで行くと、メニューがごちゃごちゃしてる店も解せないですね。

タイムサービスの生ビールどうしたから始まって、さらには曜日ごとのサービス、極めつけは長ったらしい名前ですよ。

シェフのなんちゃらサラダ。北海道チーズのどうしたこうした。んでその横に人気No.3とか書いてるんだから、もうわけ分かりません。

 

「お前は俺に何を売りたいんじゃ!!」とか思っちゃうんですよ。

余計なサービスやら、分かりにくいシステムはいらん。シンプルにしてほしいんです。

 

自分がこんな感じなんで、アプリの課金もサッパリ分かりません。具体的には「機能拡張のための課金」ですね。

ツール系でよくあるじゃないですか。記録出来るのは3つまでだけど、課金すれば15になりますよ、みたいな。

あの手の実装を考えたことはあるんですけど、無料と有料の線引きを考えてるだけで、発狂しちゃうんですよ。

 

ここまでを無料として、ここからが有料、、、いや、、違うな。無料でここまでしないとユーザーが付かないから、、、つまり有料のラインを押し上げ、、、いや、、、ちが、、あ、ああああああぁぁぁぁぁあぁぁぁあああ!!!!

 

みたいなことになってしまうでしょう。課金で機能拡張&広告削除はツール系の王道だと思うんですが、自分がこの調子なので、今日まで出来た試しがありません。

 

てかこれ書きながら思い出しましたけど、アプリによっては起動直後に有料プランを勧めてきますもんね。あれとかマジで意味不明です。

ダウンロードするじゃないですか。んで開くわけですよ。スプラッシュスクリーン出ます。始まりました。有料プランのおすすめですよ。なんでじゃー!!なりますよね。

このタイミングで有料プラン勧めてくるなら、最初から有料にせいって話でしょう。

 

僕は有料か無料なのかハッキリしてほしいんですよ。常にシンプルにしてほしいです。

アプリに柔軟性を持たせる

 

主にツール系なんですが、アプリには柔軟性が大事って話です。

 

あれは半年くらい前かな?韓国語アプリを使ってくださってる方からの問い合わせで、柔軟性の大切さを知ったんですよ。

「単語で覚える韓国語 - ハングル勉強アプリ」をApp Storeで

単語で覚える韓国語 - ハングル学習アプリ - Apps on Google Play

 

僕のリリースしてる韓国語アプリって、単語学習アプリなんですよ。んで全単語に音声が付いてます。

基本的には音声を聴きながら発音まで勉強してもらいたかったんですが、一応読み仮名を付けてました。

これ日本語でもよかったんですが、英語の読み仮名を付けてたわけです。

 

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妻が韓国人なこともあって韓国語に触れる機会は多いんですが、日本語の読み仮名は具合が悪い。ようは実際の発音と近くないんです。

それなら英語の方が俄然近いので、英語を採用しておりました。

読み仮名で発音を覚えること自体ナンセンスだけど、あえて付けるなら英語がいいと思って、そうしてたわけですね。

 

日本語表記の問い合わせも多かったんですが、英語表記を採用してる理由なども、アプリに明記しておりました。

んでそんな風にやってたんですが、半年くらい前に一件のお問い合わせが来ました。要約すると、こんな感じ。

 

日本語の発音が違うのはみんな分かってる。でも英語だと読みづらいユーザーがいる。日本語と英語、両方用意して選べるようにすればいい。頑固に英語のみとしててもユーザー減るよ。

 

これは衝撃でした。そうか、両方用意して選んでもらえばいいんだと気付いたんですよ。目から鱗が3枚落ちた瞬間です。

 

僕それまで変なこだわりを入れてたんですよ。自分のアプリに。でも選択肢を多く設けて、あとは選んでもらえばいいと気付きました。

これ他の開発者さんなら当たり前のことかもしれませんが、僕はやっと最近気付きました。そうか柔軟性か、と。

 

それから着手したのは、色んなツールに選択肢を多く入れることです。

例えば競馬収支アプリなら、今月やら今年やらの収支をチェックするじゃないですか。

今月いくら勝ってるかとか、今年トータルでどうなってるかとか。

 

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でも僕は選択期間を多く設けてなかったんです。具体的には以下のような感じでした。

 

・今月

・過去7日間

・過去30日間

・過去90日間

・過去180日間

・過去365日間

 

これをこんな風に変更した次第です。

 

・今日

・昨日

・今月

・今年

・過去7日間

・過去30日間

・過去90日間

・過去180日間

・過去365日間

・全期間

・カスタム

 

画面でいうと、こんな感じです。

 

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カスタムっていうのは、自分で任意の期間を入力できる仕組みですね。

AdMobでもあるじゃないですか。例えば去年の3月15日から、今年の1月25日までデータを取れる機能が。それもアプリに加えました。

 

それまで選択できる期間はシンプルな方がいいと思ってたんですよ。アプリによっては過去30日と90日のみでしたし。

でもたくさん設けて選んでもらえばいいっていうことをするようになりました。

その結果、選択期間に関する要望は、ほぼゼロになりましたね。

 

とにかく柔軟性。ラーメン屋の調味料のごとく、テーブルにあれこれ置いとけば、お客さんは自分の好きなようにやってくれます。

僕、家系好きでよく行くのに、選択肢の重要性には全然気付きませんでしたよ。

 

あの日、問い合わせしてくれた韓国語ユーザーさんには、めちゃくちゃ感謝しております。

当たるまでズラす

 

僕がツール系作るときっていうのは、先にキーワードを決めてから作るんですが、個人的に「ちょい足し」と「ズラし」が効果的だと思っています。

 

まずちょい足しなんですが、これは単独ワードでなく複合ワードで狙うってことですね。

例えば、英単語アプリとか沢山あるし、鬼強い競合がめちゃくちゃいるわけですよ。ミカンとかミカンとかスタディなんちゃらとか。

なので、ここに一語足すことで勝負出来ると思っております。

 

例えばAppStoreで「英単語」入れると、「英単語 中学生」とか出るじゃないですか。

 

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なので作るべきアプリは「中学生の英単語」と決まります。

これはラッキーで1位に滑り込んでますね。

「中学生の英単語 - 高校受験用英語勉強アプリ」をApp Storeで

 

他にも英語なら「英語 小学生」とか出るわけですよ。

 

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なので作るべきは「小学生の英語」と決まりますね。

ここもラッキーヘッドスライディングで滑り込みました。

「小学生の英語 - 子供向け英単語勉強アプリ」をApp Storeで

 

えー、まあちょい足しはこんな感じ。ASOっていうか、そもそもはSEOの王道中の王道ですよね。

2語ないし3語の複合ワードで狙って、最終的に単体ワードでも上げてくる、みたいな。

んで今回の本命は「ズラし」です。

 

これは全然クールではないんですが、とにかく1位取れるところまでアプリをズラして来るというものです。

具体的に説明して参りましょう。

 

===

 

例えば家計簿アプリあるじゃないですか。これって機能的には「収支管理アプリ」なんですよ。なので、上位表示がスーパー困難な「家計簿」で狙わずに、もっと上に行くだろう場所で狙えば、何とかなります。

 

例えば「お小遣い帳」ですね。これ家計簿の兄弟みたいなものですよ。姉妹っていうか。

なので、これは行けます。てか行けました。5位くらいまで。

「かわいいおこづかい帳 - シンプルなお小遣い帳家計簿アプリ」をApp Storeで

 

んで、家計簿の従兄弟に当たるのが、「パチンコ 収支」とか「パチスロ 収支」ですよ。これも5位くらいまで行けました。

「パチンコパチスロ収支表 - ギャンブル帳簿管理アプリ」をApp Storeで

 

内容的には収支管理だから、1本作ってれば、開発時間も短くてすみます。

んで、ここまで来たら1位取りたい。トップ取るまでズラしたくなるのが人情でしょう。

なので、思い切って家計簿の甥っ子に当たる「競馬 収支」まで作りましたよ。ここでようやくトップ、1位ですw

「競馬収支管理アプリ - 馬券の家計簿」をApp Storeで

 

ただ、これには後日談があって、競馬って週末しか盛り上がらないんですよ。なので、ダウンロードもそうだし、DAUが増えるのも週末オンリーでした。

これは盲点っていうか、何も考えてなかったことの落とし穴ですね。平日スカスカすぎる。

 

えー、まあこんな感じで諦めずにズラせば、どこかで勝てます。

でも場所によっては全然ニーズないんでお気を付けください。

最低でもサーチアズで2は欲しいですね。ストアのサジェストで出てくるレベルのワードじゃないと意味ないでしょう。

 

ズラしは計画的に。