最悪に合わせる
いやー、寒い。これを書いてるのは4月16日なんですが、昨日までの東京は寒波がすごかったですね。
毎年忘れちゃうんですが、春は寒い日もありますからね。何なら花見してるときに雪降ることもあるくらいで。
人生37年やってるんですが、春は寒い日もあるという事実を毎年忘れてしまいます。「春なのに寒いねー」とか「異常気象だよ。地球がおかしくなってる」なんて発言をいつまでするんでしょうか。おかしいのは自分の頭だってことを、いい加減学習したいと思います。
しかし寒いと言えば、外の天気よりAdMobですよ。昨日の僕のAdMobはマジで寒かった。今年一番の寒波きましたね。
個人的には年末から1月上旬までeCPMの調子良かったんですが、昨日はその頃の半分になっておりました。
まあこれもよく考えれば、毎年恒例なんですけどね。外の寒さ同様、広告の冷え込みも毎年忘れてるみたいです。
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えー、それで今日は広告単価の話をしたいんですが、これ良いときもあれば悪いときもあるじゃないですか。
んで、どうしても良い日を基準に夢見ちゃうんですよね。たまにあるじゃないですか。「今日の収益が365日続いたらヤベぇw」みたいな日が。
それで夢見るのも最高なんですが、現実的には悪い日を基準に組み立てた方がいいと思っています。
個人的には昨日が今年一番の寒波だと信じてるので、今日はこの収益が365日続いたらって計算をしておりました。
(昨日を下回る日があったら管理画面の前で失禁すると思います)
「最悪に合わせる」って大事だと思うんですよ。まあ最悪の定義にもよりますけど、広告単価で言えば最低ラインに合わせて生活レベルを組み立てるのが重要だと思っています。
現状はアプリ一本で生活してるわけではないですが、それでも普通に影響ありますからね。旅行とかツアーとかバカンスとか。
アプリに限らずですけど、独立して自分で仕事してると、めっちゃ稼げる日あるじゃないですか。そういうときに調子乗らない方がいいと思っています。自分の過去を振り返っても、それで何回も失敗してきてますからね。
色々あるんですが、1個は10年前くらいにあった、とある店の高所清掃作業(窓とか看板とか)ですね。これ海外からやってきた店っていうか会社で、全国に店舗があったんですよ。それの東京エリアを自社で担当することになりました。
んで、正直な話めちゃくちゃに単価が良かったんですよ。定期契約だから年に何回もあるんですが、1回あたりの利益で10万超えるんですよ。1日作業で諸経費抜いた額が10万。しかも東京だけで何店舗かあったんで、かなり美味しいですよね。
だからすぐさま先方に掛け合って、埼玉も受け持つことになりました。んでその翌年には千葉と神奈川もやらせてくれって話になるわけですよ。
こうなると月によっては固め打ち。1日10万がボコボコ発生するようになり、笑いが止まりません。
独立した最初の頃は1日3万の仕事で喜んでたのに、この頃は「やっぱ1日10万ないとダメだよね〜」とか言ってるわけですよ。そんなわけだから、この仕事も見事になくなりました。
向こうの会社が日本から撤退することになったんですよ。これをニュースで見たときは衝撃出来たもん。マジか、と。
んで1年後くらいに全部無くなるわけですけど、やっぱ上がった基準はなかなか落とせないんですよね。会社経営もそうだし、自分の生活も基準が上がってましたから。
張飛関羽ほどの衝撃ではないですが、しっかり落ち込んだのは確かです。
僕の20代はこんな失敗ばかりなので、やっぱ思っちゃうわけですよ。最悪に合わせないとダメだと。
良いときの自分を信じてはいけません。それはただのラッキー。悪いときが本当の自分です。